INUNAVI(PLAN-B運営)は6月10日、シニア犬の現・元飼い主を対象とした「シニア犬」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2021年5月12~13日、有効回答は121人。

介護で大変なことは排泄の世話や夜鳴き

  • 愛犬の介護について

愛犬がシニアになったと感じるときを聞くと、最も多かったのは「寝ている時間が増えたとき」(22票)。次いで「目が白くなった・見えにくいと感じたとき」(20票)、「顔や体の白髪を見たとき」(19票)、「上り下りやジャンプができなくなったとき」(14票)と続いた。

愛犬がシニアになる前にしておきたかったことは、1位「一緒に旅行」(24票)、2位「ドッグラン」(17票)、3位「外で思いっきり一緒に遊ぶ」(14票)、4位「おでかけ(ドライブも含む)」(12票)、5位「もっとお散歩」(8票)となった。

愛犬の介護については、「介護はしていない」が72.7%を占め、「介護をしている・していない」は27.3%にとどまった。

愛犬の介護で大変なことは、「(小型犬MIX/15歳)歩けない時にトイレや水、食事のタイミングがわからず、中々思い通りにならなかったこと」(女性20代)、「(ミニチュアダックスフンド/不明)認知症っぽくなりよく吠えていた。酸素が必要になり酸素ルームを借りたこと」(女性20代)など、排泄の世話や夜鳴きを挙げる人が目立った。

一方、良かったことについては、「(大型犬MIX/14歳)亡くなる数か月前、最後の雪遊びに行ったとき、愛犬が冷えないように雪原の上にレジャーシートを敷き、毛布も敷いて、そこで愛犬とみんなで雪を眺めていました。愛犬は嬉しそうに、近くの雪を食べていました。連れてきて良かったなと思いました」(女性40代)などの声が寄せられた。