「Buyee」、国内越境ECの流通総額No.1獲得 流通総額は前年同期比45.6%増に拡大

BEENOSは6月7日、完全子会社が運営する越境ECの代理購入サービス「Buyee(バイイー)」が、東京商工リサーチが実施した調査において、「国内越境EC 年間流通総額 No.1」を獲得したと発表した。流通額伸長の要因として、ステイホームによるホビー関連の需要の世界的増加などを挙げた。

越境ECの代理購入サービス「Buyee」は、東京商工リサーチが実施した調査において、「Buyee」を含む主要越境ECサイトにおける、海外個人を対象とした日本から海外への年間流通総金額No.1(2021年5月時点)を獲得した。

「Buyee」の2021年第2四半期の流通総額は、前年同期比45.6%増と大きく伸長した。中国やASEAN諸国など多くの国からの受注が伸びる中、特にアメリカでの流通は前年同期比+119%と大幅に拡大した。その理由として、ステイホームにより日本のコンテンツに接する時間が増え、ホビー関連の需要が世界的に増加したこと、新型コロナウィルスの感染拡大の影響によりDXやボーダレス化が急速に進み、「EC=グローバル」が浸透したことを挙げている。

日本のアニメやカルチャーは、以前から海外での関心度が高く、注目を集めている。越境ECの中でもアニメやゲームなどホビー関連アイテムの需要はますます高まっており、特にアメリカでその傾向が強く見られるとしている。趣味性の高い商材は、越境ECにおいて需要が高くなる傾向があるため、ホビー関連商品は越境ECと相性が良く、流通に結び付きやすいジャンルとなっている。

「Buyee」は、日本企業の越境ECをサポートする代理購入サービスとして、海外販売の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消。サービス利用料も0円から対応しており、事業者は「Buyee」を導入することで、世界118カ国/地域に販売することができる。さらに2020年から提供する新サービス「Buyee Connect」は、タグ設置のみで自社のECサイト上に海外専用カートを開設することが可能。より手軽な越境ECのスタートを実現した。

BEENOSグループは、越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってきた。海外への販売環境の構築に留まらず、ユーザー獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、2500以上の国内ECサイトの海外進出のサポート実績を有する。

海外の顧客からは、配送手段や決済手段が多様であること、アメリカやロシア、中国、台湾エリア向けの独自物流構築による国際配送料の安さ、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなどの高いサービスレベルが好評を得ており、現在の会員数は250万人以上にのぼる。

ZION Market Researchによると、2020年の世界の越境EC市場規模は9123億USドルと推計され、その値は2027年には4兆8561億USドルにまで拡大すると予測されている。デジタルシフトが進んだ今、BEENOSグループは越境EC市場の成長について、コロナ禍限定の事象ではなく引き続き拡大していくものと捉えているとし、今後ますます成長が期待される越境EC市場において、さらなるサービスの向上を図る考えを示した。日本企業とともにグローバル市場に挑戦し、さらなる流通拡大を目指すとしている。