アイドルグループ・モーニング娘。'21の牧野真莉愛が1日、東京・神宮球場で行われた日本生命セ・パ交流戦2021 東京ヤクルトスワローズVS東北楽天ゴールデンイーグルスの始球式に登場。ミニスカートのユニフォーム姿で、ノーバウンド投球を披露した。

  • モーニング娘。'21の牧野真莉愛

始球式後、マイナビニュースの取材に応じた牧野は「日本生命セ・パ交流戦2021の始球式に選ばれたことがとても光栄に思っています」と喜び、「まず、届くようにと思って練習していたので、届いてよかったです」とにっこり。

当日に向けての準備を尋ねると、「MLB(メジャーリーグ)の中継を見ていても、(クレイトン・)カーショウ投手やダルビッシュ(有)投手は常にベンチでもボールを握っているなと思ったので、この前飛んできた大田泰示選手のホームランボールを家で握っていました」と明かした。

北海道日本ハムファイターズファンで知られる牧野は、4月22日にZOZOマリンスタジアムで開催された千葉ロッテマリーンズ対日本ハムファイターズ戦を観戦した際、大田選手のホームランボールをキャッチ。自身のインスタグラムでも報告していた。

当日は元ヤクルトの五十嵐亮太氏から投球指導。「五十嵐さんから、届くように、というのを教えていただきました。アタックするように、そして、私は体が開き気味になるので、前に体重を乗せるように、と教えていただきました」とアドバイスを明かし、「教えてくださるときに『いいよ』と言ってくださるのが自信になり、ちゃんと届いたことにつながったのかなと思います」と感謝した。

今回が5回目の始球式。回数を重ねての変化を尋ねると、「1球の大切さを考えるようになりました」と答え、「私は1球だけで心臓バクバクで、はちきれそうな思いでいっぱいですが、選手の方たちはそれを何十球も投げていると思うと本当にすごいなと思いました」と、改めて選手のすごさを感じているという。

また、「変わったことといえば、自分のBBMカード(ベースボールカード)ができたことです。小さい頃はBBMカードは自分が集めるものだと思っていましたが、自分がカードになってすごくうれしいです」と満面の笑み。

さらに、「モーニング娘。を知ってもらうきっかけにもなったと思いますし、夢を与えられていたらいいなと思います。私も小さい頃、始球式がしたいと思っていたけど、できるよ! という夢です」と話し、「全球場制覇したい!」と目を輝かせた。