麻雀・Mリーグ EX風林火山が下克上で初優勝!藤田晋チェアマン「今後も語り継がれる結果になった」

5月18日、約8カ月に及ぶ麻雀プロリーグ戦の優勝チームを決める「朝日新聞Mリーグ2020 ファイナルシリーズ」が今季最終節を迎え、出場4チーム中4位の成績でファイナルに進出していたEX風林火山が、大逆転での優勝を果たした。

【写真】優勝シャーレを掲げるEX風林火山、ほか閉会セレモニーの模様【14点】

渋谷ABEMAS、KADOKAWAサクラナイツの2チームとほぼ横並びのポイント状況で臨んだ第1試合で、値千金のトップを獲得したEX風林火山。第2試合でもその勢いのままに、優勝の可能性の残す両者に対し常に優位を保ち、手堅く2着をキープ。最終日まで三つ巴でもつれ込んだ激闘に終止符を打った。

同チームは今季開幕時から、来季のメンバー追加に加え、3位以上の成績を獲得しなければ現メンバーの入れ替えを行うことを公言していた。まさに背水の陣で臨んだシーズンで、最良の幕引きを手繰り寄せた格好だ。

試合終了後の閉幕式では、最終日の2戦に出場し、ファイナル12戦で4連勝を含む個人5勝と大車輪の活躍を見せた同チームの勝又健志が「風林火山を応援してくれた皆さんのおかげで、勇気を持って戦い抜けた。その成果として優勝を勝ち取ることが出来た」とファンに感謝を告げた。

同チーム結成時のドラフト1位選手で人気女流プロの二階堂亜樹も「3年目にしてやっと優勝することが出来た。来季は4人で新たな風林火山として頑張っていきたい」と感慨深げに語り、同じくチームメイトで、勝又と並んでセミファイナル・ファイナルシリーズ躍進の原動力となった滝沢和典も「皆さんに元気と感動を与えられるように精進していきたい」と、来季の再びの躍進を誓って、3人で高々と優勝シャーレを掲げた。

セレモニーにはMリーグチェアマンの株式会社サイバーエージェント・藤田晋社長も登壇。「風林火山は今年、選手の入れ替えや補強の方に注目が集まって、ファイナルでもギリギリ通過からの大逆転、まさに今年の主役にふさわしいチームだった。3年目の劇的な優勝はこれからの長いMリーグにおいて語り継がれる結果になったと思う」と、その敢闘を称えた。

そして、「コロナ禍で最後までできるのか不安だったが、選手の必至で懸命で熱いプレーの数々でドラマを生み出し、多くの感動を与えて、ステイホームを強いられる世の中に一つの娯楽、楽しみを作れたんじゃないかと思う。(来季開幕の)10月からも、コロナ禍で元気がない日本を麻雀の力で元気づける、そんなMリーグでありたい」と力強い言葉でシーズンを結んだ。

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