オリックス・宮城大弥

◆ 5回4失点でリード守れず降板

 オリックスの宮城大弥投手が18日、京セラドーム大阪で行われたロッテ戦に先発登板。無傷の開幕5連勝を目指してマウンドに上がったが、5回104球、プロワーストの4失点という内容で勝利投手の権利を得ることが着なかった。

 初回を三者凡退で終えた宮城は2回、先頭の安田尚憲に粘られて四球を与えると、一死後、加藤翔平に二塁打を打たれて二、三塁とされてしまう。その後、山口航輝を二飛に打ち取ったが、続くエチェバリアに対して1ストライクから投じたスライダーを拾われて2点を先制されてしまった。

 それでも味方打線がロッテの先発・二木康太から2回、3回、4回と得点を奪って逆転に成功。2点をリードした状態で5回を迎えたが、先頭の荻野貴司を2球で追い込みながら3球目をセンター前にはじき返されると、続くマーティンには甘く入ったストレートを右翼スタンドまで運ばれ、試合を振り出しに戻されてしまった。

 18日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた齊藤明雄さんは、この日の宮城のピッチングについて「ボール球の使い方を考えて欲しかった。追い込み方が凄く良いだけに、勝負球が甘く入って打たれている。カウントによってはボール球を投げてもいいと、キャッチャーもそういうサインを出していると思うけど、そこを力でいって打たれている」と指摘。

 さらに「エチェバリアに対して1ストライク目をうまくとっているのに、自分のスライダーでいけると思っていったのが失敗。マーティンに対しても、2ボール1ストライクでストライクをとりにいってしまった。四球でもいいくらいの気持ちで投げて欲しかった」と失点を喫した場面を振り返り、もう少し慎重な攻め方をしても良かったのではないかとの見解を示した。

 この試合は5回で降板となり5連勝とはならなかったが、チームは勝利を収め、自身の今季無敗は継続。この内容を糧に、さらなる成長を遂げるのか、抜群の安定感を誇ってきた19歳左腕の今後に注目だ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』