きょう18日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、『パンどろぼう』シリーズの絵本作家・柴田ケイコ氏に密着する。

  • 柴田ケイコ氏=カンテレ提供

発売からわずか1年で累計30万部の大ヒットとなった『パンどろぼう』シリーズ。「正統派な顔が嫌い」な柴田氏が描く、お茶目で憎めないパンどろぼうのユーモアあふれる物語は、昨年「第1回TSUTAYAえほん大賞」で第1位を受賞し、「50年後も語り継ぎたい作品」と称えられた。「『まずい』の顔がすごく面白くてね」とパンどろぼうの表情にハマる子どもが続出。読み聞かせする親や保育士、書店員の間でも大きな反響を呼び、韓国での出版も決まっている。

豊かな自然に囲まれた高知県春野町で夫と2人の息子と暮らす柴田氏。奈良芸術短期大学でビジュアルデザインを学び、フリーのイラストレーターとして広告や出版のおしゃれなイラストを手掛けてきたが、子どもが生まれて作風が変わった。かわいいものに目がいき、動物を描くようになって彼女らしさが増し、周囲の評判は「おしゃれ」から「おもしろい」に変化。次第に遠い世界だと思っていた絵本作家への意欲が生まれてきたという。

そして、息子へのある思いを込めて、着想から8年かけてデビュー作『めがねこ』を書き上げた。夢だった絵本作家になった彼女は、5年間に15作もの絵本を世に送り出している。

今回カメラは、新作『ドーナツペンタくん』を執筆中の自宅アトリエや、地元の書店巡り、彼女らしい方法でファンと交流するサイン会に密着し、“創作の原点”を映し出す。「まだまだ未熟で修業中」と自らを語り、ジェラシーを感じるのは「小学校低学年の子供が描く何にも縛られない絵」と打ち明ける。憧れの絵本の世界に身を投じ、自由な発想で絵に命を吹き込む絵本作家・柴田ケイコ氏の7つのルールとは…。

スタジオでは、柴田氏が描いた出演者全員の似顔絵に歓喜の声が上がる。長濱ねるが思わず「かわいい~!」と叫んだ似顔絵も。「ストーリーの先が気になる…」と絵本の続きが気になって仕方ない尾崎世界観とYOU。3児の父・ナイツ塙は、子どもをしつける時に実践する芸人ならではの子育て論を語るが、新米パパ・青木崇高の反応は…。