「BOTANIST」のI-ne、中国で初めてリアル店舗に展開 シャンプーなど6品を中国大手ドラッグストアで販売

I-neの連結子会社である艾恩伊(上海)化粧品有限公司は5月20日、中国の大手ドラッグストアグループ「Watsons(ワトソンズ)」の店舗で、ボタニカルライフスタイルブランド「BOTANIST」のシャンプーを含む6品目の販売を開始する。中国市場での実店舗展開は初の試みとなり、中国本土におけるオンラインとオフライン両軸でのビジネスモデルを本格展開し、グローバルでのビジネス拡大の加速を図る。

このほど「BOTANIST」の販売を開始するのは、Watsonsの中国全土約4100店舗の中で、規模の大きい中核店舗2750店。さらに主要店舗へのビューティーアドバイザーの配属を行うなど、拡販強化施策の実施も予定している。女優であり、消費者に影響力の高いインフルエンサーでもある高圆圆氏をプロモーションに起用するなど、プレミアムブランドとしての認知と価値訴求強化も図っていくとしている。


「Watsons」2750店で販売

販売するのは、「ボタニカルシャンプー」(スムース・ダメージケア・サクラ/130元~148元)、「ボタニカルトリートメント」(スムース・ダメージケア/130元)、「ヘアオイル」(ダメージケア/118元)の計6品目。  


ボタニカルシャンプーなど6品を中国で販売

「BOTANIST」は、これまでアジアを中心に14カ国以上の国と地域で550万個以上の商品を出荷してきた。中国での販売は、2017年に大手越境ECモール「Tmallグローバル(天猫国際)」にてオンライン販売からスタート。日本でのヒットを背景に中国での認知が拡大するとともに、植物成分由来成分の高品質な商品設計に対する好感と、植物を生活に取り入れた「ボタニカル」をテーマとしたライフスタイルブランドへの共感が高まり、2020年はグローバルで8.9億円を売り上げ、その約7割を中国が占めている。

2020年7月には、日本発信ブランドの海外展開及びマーケットシェアの獲得を中国に集中投資すべく、上海に現地法人の艾恩伊(上海)化粧品有限公司を設立。採用、開発、マーケティング等、細部にわたりローカライズを進めており、トレンドを素早くキャッチし、商品化する日本での成功モデルを中国・アジア市場でも展開する戦略拠点と位置付けた。2020年11月には、「Tmall」の旗艦店である「Tmall(天猫)」での販売を開始。オフラインでは、香港、台湾を中心にコスメショップ等で展開を行っている。

このたびのワトソンズでの販売を契機に、中国本土においても、オンラインとオフライン両軸でのビジネスモデルを本格展開し、グローバルでのビジネス拡大をさらに加速させ、2021年度は10.4億の売上を目指すとしている。