SCSKは5月10日、サイバーエージェントの連結子会社であるマイクロアドと業務提携に関する基本契約を3月29日に締結するとともに、サイバーエージェントが保有するマイクロアド株式を一部譲受けることにより資本関係を構築し、共同事業を推進すると発表した。

SCSKは、DX事業化において消費者ニーズの多様化・高度化に対応するCX事業を重点領域とした事業創出を目指している。一方、マイクロアドはデータプラットフォーム事業として150社を超えるデータ保有企業と提携し、AIによる消費行動分析を活用したマーケティングソリューションの提供を行ってきた。

今回の資本・業務提携は、両社が培ってきたデータ分析のノウハウやリソースを持ち寄ることで、様々な分野における競争力強化を目的とした共同事業創出の推進を図るもの。マイクロアドは、膨大なデータから独自の分析技術によって多様な消費者行動を可視化することで、デジタルマーケティングにおける様々なソリューションを提供してきた。同時に、各種データの取り扱いに関してはプライバシーに配慮し、関連法令や規制を遵守したビジネスモデルの構築と、PostCookie時代に備えた新しい基盤技術開発も推進しているという。

これらマイクロアドが保有するノウハウと、SCSKのデータ分析ソフトウェアやサービス開発のノウハウを組み合わせることで、デジタルマーケティングのみならず、実店舗の購買行動分析に基づいた販促支援や、金融機関向けプラットフォームのAI分析によるサービス拡充などのDX支援事業を共同して創出・推進していくとしている。