ベーブ・ルース以来100年ぶりの快挙! 大谷翔平投手へ高まる期待…ピッチャー、バッターとしての今後の課題は?
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。5月7日(金)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」では、スポーツジャーナリスト・古内義明さんに「大谷翔平投手の活躍」について伺いました。

(写真奥から)ユージ、吉田明世



アメリカ大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は、5月5日(日本時間6日)におこなわれたタンパベイ・レイズ戦で先発登板。レイズに所属している筒香嘉智選手とのメジャーリーグ初対決が実現しました。5回、1安打・無失点。7奪3振、6四球で2勝目の権利を持ってマウンドを降りましたが、7回に救援投手が逆転スリーラン・ホームランを浴び、白星が消えました。一方、筒香選手との初対決は、レフトフライとフォアボールという結果となりました。

古内:今季、メジャーリーグでとにかく話題の1人が大谷翔平投手でした。2番ピッチャーで先発するリアル二刀流が実現、ホームランでメジャー第1位の選手が先発投手をつとめたのは、なんと1921年6月13日、あのベーブ・ルース以来100年ぶりの快挙。メジャーのレジェンド中のレジェンドであるルースと比較され、今や日本のベーブ・ルースと紹介される大谷翔平です。

ほとんどのメジャーリーガーは、リトルリーグ時代に投手と野手で活躍してきましたが、歳を重ねていくうちに、両方をやるのは難しくなり、どちらか1本に絞ってメジャーリーグの最高峰の舞台でプレーするのが当たり前です。

しかも分業制が進み、細かい契約社会でやるべきことが細分化している現代のベースボール。打者と投手の両方を高いレベルでプレーしている大谷翔平投手にファンは驚き、戦いを繰り広げるメジャーリーガーの誰もが「信じられない」という言葉を口にしています。

吉田:その「信じられない」という桁違いの能力。メジャーリーガーが驚くのは、彼のどんなところなんでしょうか?

古内:今やファーストネームの翔平から「SHOWTIME(ショータイム)」という言葉が生まれ、大谷投手には、敵地でのゲームでさえ歓声を浴びる期待感があります。ピッチャーとしての決め球、鋭く速く落ちるスプリットは、4度目の登板前までなんと18打数ノーヒットとバットにかすらないレベルです。大谷投手はリーグトップタイの9本塁打を放っています。とにかくボールを遠くに飛ばすパワーがあります。

また、アナウンサーが大谷投手のホームランを“月へと届く一発”「ムーンショット」と形容しています。そして打球のスピードが桁違いに速く、打球速度は192キロを超えます。これは、長いメジャーリーグ史上5人目の快挙。このままのペースでいけば、シーズン50本塁打。日本人選手がホームラン王を獲得する期待も高まります。

ユージ:メジャーリーグの歴史すら変える力を持つ大谷選手。今後はどのような活躍が期待されますか?

古内:とにかく常識破りで規格外の大谷投手ですが、ピッチャーとしての課題は、立ち上がりを安定させること。制球のバラつきを抑え、フォアボールが減れば自然と球数も減り、長いイニングを投げられて勝利投手の権利につながります。

バッターとしては、年々研究されてマークが厳しくなり、内角攻めも激しくなります。外角へ逃げていく落ちるボールへの対応が課題です。また今季は、チームトップの6盗塁で俊足ぶりもアピールしています。走攻守で全試合に出場しているので、最大の敵はケガだと思われます。

二刀流は、英語で「Two-Way Player」と言われます。大谷投手は、とにかく見ていて楽しい選手なんです。投手として10勝、打者として40本塁打40盗塁。シーズンでこんな大記録を一度に叶える期待感。これが我々の令和の時代に見られることは、とても幸せです。

最後に、大谷投手はグラウンドのプレーではなく、契約面でもメジャーの歴史を変えると予想します。エンゼルスとの契約は来年まで残っていて、今年が3億円以上、来年が5億6千万以上と、彼の活躍ぶりから見たら大変格安です。ピッチャーとバッターで異彩を放つ大谷投手は、他に類がないスーパースターなので、来年のオフ、メジャーリーグの歴史を変えるどんな大型契約を結ぶのか、今から注目です!

ユージ:来年のオフには、大型契約の可能性もあるんですね! 日本から、アメリカのスーパースターになっていく大谷選手、見守っていきたいですね! これからさらに輝きを増していくと思います。とにかくケガにだけは気をつけてほしいです。選手生命が無事に続くことも、私たちの願いの1つです!

番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイトhttps://www.tfm.co.jp/one/