俳優の中川大志が、7月スタートの読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ボクの殺意が恋をした』(毎週日曜22:30~)に主演することが8日、明らかになった。地上波GP帯連ドラ初主演となる。

中川大志

中川が演じるのは、自分の育ての親が“伝説の殺し屋”とは知らない主人公・男虎柊(おのとらしゅう)。“伝説の殺し屋”が何者かに殺されたことで日常が一変し、育ての親の仇を討つため「殺し屋家業」を継ぎ、殺し屋になることを決意する。

また、用意周到に暗殺ターゲットの女・鳴宮美月に近づくが、自らの間の悪さが災いして、殺そうとしても、どうしても殺せない。逆に、危険が迫るターゲットを守ってしまうことに…。

脚本は『ルパンの娘』『翔んで埼玉』などの徳永友一氏ほか。監督は『イチケイのカラス』『チーム・バチスタ』シリーズなどの星野和成氏、『ボクの初恋をキミに捧ぐ』『姉ちゃんの恋人』などの宝来忠昭氏が担当する。

中川とプロデューサーのコメントは、以下の通り。

■中川大志

――地上波GP帯ドラマ初主演ですが、出演が決まったときは?

いつかゴールデンタイムで主演をやりたい」という想いは、この仕事に出会った小学生の頃から、1つの目標として持ち続けてきました。今このタイミングで、新しいステップにチャレンジできることを感謝しています。
ここまで、自分の引き出しに何を入れられてきたかは分かりませんが、片っ端から開けて挑んでみたいと思います。
正直ビビりまくっていることは、上手いこと隠していきたいです。

――中川さんが演じられる男虎柊役に、どんな感想をもたれましたか? また、どんな風に演じたいですか?

“殺意”と“恋”を共存させるという難しいチャレンジを成立させるためには、柊というキャラクターをどう育てていけば良いか、嬉しい悲鳴をあげながら、台本と向き合っています。殺したいのに肝心なところでヘマしてしまう間の悪さ、しまいにはターゲットに心惹かれてしまうピュアさを大切に、視聴者の皆さんが、「こいつまたやっちゃったよ」とテレビの前で笑って呆れてくれるような、愛おしい男の子にしたいなと思っています。

――視聴者のみなさんへのメッセージお願いします。

僕は幼い頃から、沢山のドラマに胸を躍らせて、待ちきれない1週間を過ごして育ちました。先の見えないこんな今だからこそ、明日が、1週間後の今日が、少しだけ楽しみになるような、そんな時間を作りたいです。楽しい夏にします。待っていてください!

■中間利彦プロデューサー

昨年4月のステイホーム期間中に、脚本家の徳永友一さんと練り始めたオリジナルドラマです。閉塞感が漂うこんな時だからこそ、家族みんなでドキドキしながら笑って観れる刺激的なラブコメを作りたい!と思い、企画を練り上げてきました。
「最高に間が悪い殺し屋」と「暗殺ターゲットのミステリアス美女」という両極端の2人が、【殺したいほどの憎しみという枷】をどうやって乗り越えていくのか?殺意が恋にどう変わっていくのか?…を、コメディ&ラブを織り交ぜて描きます。それだけではなく、あっと驚く謎まで仕込んでます。
はい、正直かなり振り切ったラブコメです。なかなかハードルが高いものを目指してますが、なかなか新しいドラマになる予感でいっぱいです。ご期待ください。