ゼイタクすぎる? 冬用タイヤにBBSホイールを使うメリットとは

スタッドレスから夏タイヤへの交換時期。今シーズンもお疲れさま…と保管する前に、ホイールをよく見てみてほしい。「あれ、なんかサビてる!?」。そう、冬タイヤ用のホイールは、結構過酷な環境で使われる。そこで提案したいのは、「BBS×スタッドレス」である。

北海道で聞くホイール事情

なぜスタッドレスタイヤにBBSなのか? ものすごくゼイタク…と思われるかもしれないが、鍛造ホイールの超有名ブランドを冬季に使うメリットは、じつは少なくない。

まずは塗装面の強さ。そもそも冬用ホイールは、融雪剤や凍結防止剤など“塩”の影響でサビやすい。飛び石やガリ傷などから融雪剤が染み込み、塗装が傷んでサビてしまうのだ。

「融雪剤をナメちゃいけませんよ」と教えてくれたのは、今回取材したミスタータイヤマン名寄店の藤井和仁氏。日本最北端のBBSホイールを扱うショップの代表取締役社長だ。

●ミスタータイヤマン名寄店の藤井和仁社長

「ここ北海道・名寄は融雪剤にさらされる期間が長いため、知らぬ間にサスペンションアームがサビて走行中に脱落、事故につながるケースもあるぐらいです。ホイールを見てみても、塗装面が傷んでいるのは当たり前、サビも珍しくありません。重い車体を支えているホイールですから、ぜひ注意したいですね」(藤井社長)。ご存じのように融雪剤は北海道だけの話ではない。とても身近な問題だ。

その点、BBSのクリア層は厚く、傷が塗装まで到達しにくい。つまり融雪剤が染み込みにくいのだ。品質の高さはサビにくさにつながるわけ。

といっても、もちろん万全ではない。「ホイールは定期的に洗ってやってください」とは藤井社長。でも冬場は寒いよね…という人は、水をかけて汚れを流して軽く拭き上げるだけでも効果があるという。

その習慣を身につけるのにも、じつはBBSがうってつけ。けっして安価ではないから、大事にしたい。いい靴を履いたら手入れをしたくなるのと一緒だ。BBSホイールの場合も、定期的に水で洗い流してウエスで拭いてあげればオーケー。「かつてのメッシュ状のBBSと違って、今のデザインはスポークが単純で細くて洗いやすいですよね(笑)」(藤井社長)。

真円で軽くて高剛性なBBS

もちろんBBS最大メリットといえば、やはり走りの質感向上だ。今回はネッツトヨタたいせつ名寄店でC-HRをお借りし、BBSホイールとブリヂストン ブリザックVRX2の組み合わせで雪道ドライブを楽しんだ。走り出しの軽快感は雪道でも実感できる魅力で、クルマが軽くなったような印象さえある。

●今回のスタッドレスタイヤはブリヂストンのブリザックVRX2。雪上・氷上のみならず、ドライ路でも快適なハンドリングが楽しめる

「BBSホイールは真円に近い。他のホイールと比べても、バランスウエイトの装着が少なくて済みます。見た目もスッキリしますよね」。藤井社長も、BBSホイールの精度の高さには感心しきりである。

軽さと高剛性を両立するBBSホイールは、ハンドリングや乗り心地にも好影響を与える。ステア操作に対して遅れなくクルマが反応、スポーティなハンドリングに様変わりする。振動の収束もスッキリするなど、バネ下重量の軽さ&高剛性はやはりいろいろな面でメリットになる。

「見た目のカッコよさからお問い合わせいただくことが多いBBSですが、一度履いてしまうとクルマを買い替えてもまた同じくBBSを選ばれる方が多いですね。そのクオリティの高さを一度味わったら、病みつきになるようです」(藤井社長)

次の冬タイヤシーズンに向けて、今から「スタッドレス×BBSホイール」貯金を始めてみては?

■取材協力

ミスタータイヤマン名寄店 01654-2-2404 www.mr-tireman.jp/shop/nayoro/

ネッツトヨタたいせつ名寄店 01654-2-5881 https://netz-taisetsu.co.jp

■撮影協力

名寄市ピヤシリシャンツェ

■問い合わせ先

BBSジャパン

03-6402-4090

https://bbs-japan.co.jp