Bleeping Computerは5月1日(米国時間)、「Windows 10 Device Manager update makes removing drivers easier」において、今秋に配信が予定されている次期Windows 10フィーチャーアップデート版「Windows 10, version 21H2」において、デバイスマネージャにドライバを特定しやすくする機能が追加される可能性があると伝えた。この機能が取り込まれた場合、問題を起こしたドライバなどを特定してアンインストールする作業がこれまでよりも簡単になると見られる。

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この機能はもともとRedditユーザーによって発見されたもので、「New Device Manager options in Insider build 21364? : Windows10」にその情報がまとまっている。

説明によれば、Windows 10 Insider Previewのデバイスマネージャには「Devices by driver」「Drivers by type」「Drivers by device」というビューモードが追加されており、ドライバの視点から一覧表示できるようになっているという。この機能を使うと該当するドライバがどれであるかを簡単に見つけることができる。

ドライバはハードウェアを動作させるために欠かすことができない。Windows Updateなどの累積更新プログラムを適用するとドライバが更新されることがあり、最近はこれが問題を引き起こすことがしばしば発生している。問題を起こしているドライバを特定しやすくなることで、問題の切り分けや対処がこれまでよりも簡単にできるようになるものとみられ、管理者やアドバンスドユーザーにとって便利な機能になる可能性がある。