きょう1日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(毎週土曜18:56~)では、世界遺産である長崎・軍艦島の非公開エリアに潜入する、貴重な映像満載の2時間スペシャルを放送する。

  • 『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』より軍艦島=テレビ朝日提供

大人顔負けの知識や才能を携えた天才少年・少女たちが、“博士ちゃん(=先生役)”として出演し、授業を行っていく同番組。今回授業を行うのは、世界遺産検定の最上級「マイスター」に史上最年少11歳で合格した山本リシャール登眞(とうま)くん。2年前に番組初登場したリシャールくんも、この春から高校生に。

軍艦島は、良質な石炭が採れる炭鉱の島として明治~昭和にかけて栄えた孤島で、今も閉山当時の生活がそのまま残されており、時とともに朽ちて廃墟となっていく姿を刻み続ける世界遺産。観光ツアーで上陸した場合、島のほとんどは老朽化の影響で入ることを許されておらず、立ち入ることができるのは全体のわずか2%。

だが、以前から「軍艦島の内部を見たい」と憧れを語っていたリシャールくんの熱い思いが届き、今回は特別に一般公開されていないエリアの取材許可が長崎市から下りたという。プライベートで3回も島を訪れている「軍艦島大好き芸能人」の伊集院光とともに、軍艦島へ潜入する。

島に上陸し、日本初の鉄筋コンクリートマンション(1916年=大正5年建造)の朽ち果てた姿を間近にした2人は「空気感が違う。タイムスリップしてきたみたい」(伊集院)、「50年前のものがちょっとずつ壊れながら残っているのがスゴイ……感動というか物悲しい……」(リシャールくん)と、声を震わせる。

軍艦島で特に大切にされていた「1号棟」の全貌をドローンで撮影するほか、離島とは思えない「謎のハイテクルーム」や「謎の巨大通路」が登場。そして130年前の明治時代に作られ、世界遺産に認められた所以ともいえる“あるモノ”には、島最大の秘密が隠されていた。

貴重な体験に興奮しまくりの伊集院は、我慢できずに自らのスマートフォンを取り出し「自分の名誉のためにいうけど、仕事中に写メ撮ったのは初めて」と釈明しながら撮影。また、軍艦島の世界遺産登録に尽力した坂本道徳さんは、リシャールくんの知識にすっかり感心し、「ガイドになれるよ!」と太鼓判を押す。

スタジオのサンドウィッチマンの2人も「いやぁ、今回はすごく面白いね」「みどころしかないね!」とうなり、芦田愛菜も「人が作ったものがまだ残っているというのは、“崩れない皮肉”というか、“循環していけないことの虚しさ”を感じる……完全に見られなくなる前に、私も軍艦島に行きたいです!」と感動する。

このほか番組では、過去2回の出演で話題を呼んだ、昭和時代の笑って和める家電にどハマリしている高校1年生の「昭和家電博士ちゃん」こと、仲世古隆貴(なかせこ・たかき)くんが登場。「お宝昭和家電探しの旅」の第2弾と銘打ち、埼玉県飯能市をめぐる。