◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
保育士ライター/ベビーシッター/家事サポーター:すぎ けいこ

保育士ライター/ベビーシッター/家事サポーター:すぎ けいこ

17年の保育園勤務経験と子育て経験があります。現役ベビーシッターとしても活動中。

「子育てはみんなのもの」周りの人に頼りながら子育てするのが、当たり前な世の中になってほしい。パパママが元気になってほしいと願いながら、発信にも尽力しています。保育士資格所持


赤ちゃんが自分で飲み物を飲めるようになるための練習用マグカップを、トレーニング用マグカップといいます。この記事では、トレーニング用マグカップの選び方とおすすめの商品をご紹介します。スパウト、ストロー、コップの飲み口タイプごとにピックアップしました。

トレーニング用のマグカップは、いつから必要?

ママの母乳や哺乳瓶のミルクを飲んでいた赤ちゃんも、生後5〜6ヶ月頃になると離乳食が始まるため、白湯や麦茶などの水分を今までとはちがった形で摂っていく必要性がでてきます。

トレーニングマグカップに関して、具体的な開始時期はいつから、という決まりはありませんが、離乳食初期に使い始める方が多いようです。赤ちゃんによって開始時期は異なるので、赤ちゃんとパパやママに合ったタイミングで使い始めれば問題ないでしょう。

そもそも、トレーニング用マグカップとは、赤ちゃんが自分でストローやコップを使って、飲み物を飲めるようになるための練習用マグカップのことをいいます。

トレーニング用マグカップの選び方

保育士でありベビーシッターのすぎ けいこさんのアドバイスもご紹介しています。赤ちゃんにぴったりのトレーニングマグカップを選ぶ際に参考にしてみてくださいね。

飲み口のタイプで選ぶ

トレーニング用マグカップの種類には、スパウトマグ、ストローマグ、コップ型と、3つの代表的な型があります。それぞれに適した月齢の目安もあるので、赤ちゃんの成長に合わせて選んでいきましょう。

スパウトマグ|離乳食初期の5~6か月頃の赤ちゃんにおすすめ

コンビ テテオ マグスパウト 【対象月齢:7ヶ月頃~】:¥1,580 ( 2023年3月15日時点 )

出典:Amazon

ストローよりも広い飲み口になっているマグカップです。

飲み口の先端に小さな穴が開いていて、容器を傾けると自然に飲み物が出てくるので、ストローをうまく吸えない赤ちゃんでもかんたんに水分を補給することができます。母乳や哺乳瓶を卒業して、飲み物を飲むための最初の練習用マグカップとして、使用する方が多いタイプです。

練習を始めた初期のころは、哺乳瓶の乳首との硬さの違いに赤ちゃんが戸惑うことがあります。その場合にはスパウトの乳首の硬さをいくつか試してみるとよいでしょう。

ストローマグ|唇で食べ物を挟むことができる8か月頃の赤ちゃんにおすすめ

[b.box] Sippycup シッピーカップ 漏れない どんな角度からでも飲めるストローマグ おもり付き [ 6ヶ月から ベビーカップ 赤ちゃん用コップ 贈り物 ギフト ] トレーニングマグ トレーニングカップ PVC・BPAフリー 食洗器対応【正規品】 [ビーボックス] トッティフルッティ sippycup tuttifrutti:¥2,200 ( 2023年3月15日時点 )

出典:Amazon

飲み口の部分がストローになっているタイプ。

ストローは柔らかくて吸いやすくなっています。唇や舌の使い方が哺乳瓶とは違うので、赤ちゃんが自ら口で吸う力が必要になります。

ストローに慣れていない子や吸う力が弱い子はうまく飲めないことがありますが、蓋を押すと圧力で飲み物がストローに出てきて飲みやすくなるタイプなども発売されています。シリコン製などの柔らかい素材からスタートすると練習しやすいですよ。

コップ型|トレーニング用マグカップに慣れてきた1歳頃の赤ちゃんにおすすめ

桧山製作所 MAPLEWARE(メイプルウェア)『あんしんマグ グリーン(AMG-1G)』:¥990 ( 2023年3月15日時点 )

出典:Amazon

ストロータイプに使えるようになったら、次はコップタイプです。

コップタイプは、コップに直接唇をつけ容器を傾けて飲み物を飲むため、うまくいかずこぼしたりすることもあるでしょう。両側に持ち手がついているものや、ふたの一部に飲み口がついているもの、出てくる飲み物の量が調節できるものなど様々なタイプがあります。

容量は月齢に合わせて選ぶ

赤ちゃんのトレーニング用マグカップは哺乳瓶からの卒業を目指して活躍しますが、月齢によって赤ちゃんの飲める量には差が出ます。ほとんどのトレーニングマグカップには、対象年齢が記載されているので、それを参考にすれば問題はないでしょう。

月齢に合った容量の目安は下記になります。

1歳未満の赤ちゃんには、150ml~200ml程度
1歳過ぎの赤ちゃんには、300ml~

大きくなっても使いたいと、容量の大きい商品を選ぶと、重すぎて赤ちゃんが持てない場合もあります。トレーニングマグカップを持つ手の力も赤ちゃんひとりひとり違います。赤ちゃんのペースに合わせて様子を見ながら、少しずつ量を増やしていきましょう。

洗浄や消毒がかんたん!
お手入れのしやすいものを選ぶ

ピジョン(Pigeon) 『マグマグ セット(18126)』:¥7,405 ( 2023年3月15日時点 )

出典:Amazon

カップなどをまだじょうずに扱えない赤ちゃんが使うトレーニング用マグカップはとても汚れやすくなります。そのため、こまめなお手入れが欠かせません。

基本的に洗浄の際は、ストローやフタ、パッキンなど、すべてのパーツを外します。そのため、分解しやすく組み立てやすい、かつパーツが少ないタイプを選ぶとお手入れがかんたんにすみます。

ストローの内部が汚れやすいストロータイプの場合は、煮沸消毒や赤ちゃん用漂白剤が使えるか、などもお手入れのポイントです。洗いやすくお手入れがしやすいマグカップを選びましょう。

専用のブラシで常に清潔に!

赤ちゃんのトレーニング用マグカップは、すべて外して洗うのが基本。とくにストローの内部やフタの隙間などこまかい部分は汚れやすいため、専用のブラシや綿棒などを使ってしっかり洗う必要があります。

各メーカーからもさまざまな赤ちゃん専用のブラシ(哺乳瓶ブラシなど)が販売されています。しっかり衛生管理に気をつけながら、清潔なマグカップがいつでも使えるようにしておきましょう。

洗浄消毒や食器洗浄機が使用できる商品が便利!

赤ちゃんのトレーニング用マグカップは生後3カ月ごろから使えるものがあり、月齢が進むほど使用頻度も増してきます。マグカップの使用頻度が上がれば、それだけお手入れもたいへんになってくるでしょう。

そのため洗いやすさのほかに、食器洗浄機に対応していることや電子レンジ消毒・薬液消毒・煮沸消毒ができることも大事なポイントです。

こぼれにくいものを選ぶ

ほとんどの赤ちゃんのトレーニング用マグカップは、持ちやすいようにハンドル(持ち手)があり、マグカップを振り回すのもかんたん……。まだ上手に飲めないうちは、癇癪(かんしゃく)を起こしマグカップを振り回してしまう赤ちゃんも珍しくありません。

赤ちゃんがマグカップで遊びだして、倒されてしまうとあとかたづけは大変です。トレーニング用マグカップに慣れ、上手に扱えるようになるまでは、倒してもこぼれにくい商品、漏れにくい商品を選びましょう。

出てくる水分量を調節できるタイプや、密閉力が高いシリコン製のふたがついているタイプなどは、マグカップをおもちゃだと思っている赤ちゃんや、元気すぎて振り回してしまう赤ちゃんにはうれしい商品です。

外出用には持ちやすく漏れにくいものを

ピジョン(Pigeon) 『ストローボトル トール イエロー(13755)』:¥791 ( 2023年3月15日時点 )

出典:Amazon

マグカップのフタが密閉構造になっているものなら、バッグのなかで漏れることなくお出かけができます。保冷機能つきで持ち手が収納できるなどの工夫がされているものも。外出することの多い赤ちゃんには、ストローマグタイプがおすすめです。

ただ、ストローからの逆流には注意が必要です。ストローマグは密閉性が高いため、カップの内圧が変化すると逆流が起こることがあります。たまにフタを開閉して、気圧を確認してあげましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)