[写真]=鈴木颯太朗、J.LEAGUE
◆■北海道コンサドーレ札幌 主力選手の相次ぐ戦列復帰を追い風にできるか

【プラス材料】
 MF荒野拓馬、FWジェイ、FWドウグラス・オリヴェイラといった負傷離脱していた選手たちが前節の横浜F・マリノス戦、そして20日のJリーグYBCルヴァンカップ第3節の鹿島アントラーズ戦を経て本格的に復帰を果たしたことは大きなプラス材料と言える。

 荒野についてはやはり、昨季から取り組んでいるマンツーマンディフェンスの中心選手であると評せるし、ジェイについてはその得点力はリーグ屈指。D・オリヴェイラはブラジル人FWながら前線から献身的な守備ができるため戦術にフィットするし、途中出場の場合はチームに活力を与えてくれる存在と言える。そんな彼らの復帰は大きく、いい戦いをしながらも勝ち点に結びつけることができていないチームにとって頼もしいプラス材料だ。

 得点ランキング1位のFWアンデルソン・ロペスも好調。また、左肩の脱臼で戦列を離れていたFW小柏剛も今節から復帰する可能性も。

【マイナス材料】
 リーグ戦は3試合勝ちなしで、20日のルヴァンカップも鹿島に0-3で敗れた。チーム全体の流れはあまりよくない。特に前節の横浜FM戦はラスト10分に3失点して逆転負けを喫しており、試合運びの部分や体力面での課題がもろに露呈してしまっている状況だ。

 そして、その状況で挑んだルヴァンカップの鹿島戦は指揮官が「自分たちで自分たちのゴールに得点を入れた」と表現する試合内容。リーグ戦からメンバーを大きく入れ替えて挑んだが、流れは全く変わらず、持ち味の攻撃的なスタイルも出せない試合となってしまった。

 J2自動降格圏ギリギリのところに位置していることも、チームにプレッシャーを与えているかもしれない。

文:totoONE編集部

◆■ベガルタ仙台 公式戦初白星を挙げた勢いそのままにリーグ戦初勝利奪取へ

【プラス材料】
 最大のプラス材料は、この一戦を前に21日のJリーグYBCルヴァンカップ第3節のサンフレッチェ広島戦で今季公式戦初勝利を挙げたこと。長いトンネルを抜け、この勢いを持ってリーグ戦でも勝利といきたい。

 リーグ戦でも、前節の横浜FC戦で今季初の複数得点を決めたことが好材料となっている。横浜FC戦で今季初得点を挙げたFW西村拓真は、チームの2点目にもつながるシュートを打つなど復調傾向。また、同じ試合で加入後初ゴールを決めたDF吉野恭平、ルヴァンカップの広島戦でプロ初ゴールを決めたMF加藤千尋も調子を上げている。

 さらに、横浜FC戦で新天地デビューを飾ったFWエマヌエル・オッティも好プレーを披露。この新戦力のヒットもチームにとってプラス要素だ(22日、左ハムストリングス肉離れで全治約6~8週間の見込みと発表された)。

【マイナス材料】
 第9節の横浜F・マリノス戦は無失点だったが、横浜FC戦ではまた複数失点。2点を先行される苦しい展開になっており、守備がなかなか安定しないことはマイナス要素。攻撃力の高い北海道コンサドーレ札幌を相手に、しっかり引き締めて臨みたい。

 試合会場の『札幌厚別公園競技場』は長年苦手としてきた場所だったことも不安材料。JFL時代からずっと勝つことができなかったが、2019年にやっと初勝利を挙げた。これからは勝利を重ねられるか。

 アウェイ連戦が続くことも気がかりだ。この2週間で公式戦のアウェイゲームが3試合続いており、札幌戦はその3試合目。ルヴァンカップの広島戦からは中2日だ。調整期間は短いが、なんとかコンディションを整えて札幌に乗り込みたい。

文:totoONE編集部