チャンネル登録者数62万人超! 大人気の野球YouTuber“トクサン”誕生のきっかけ
藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMの番組「TOYOTA Athlete Beat」。4月17日(土)の放送では、野球YouTuberの“トクサン”こと徳田正憲さんをゲストに迎え、お届けしました。


(左から)トクサン、藤木直人、高見侑里



トクサンは、1985年生まれ、東京都出身の36歳。帝京高校時代は甲子園出場を果たし、創価大学ではキャプテンをつとめました。卒業後は一般企業に就職し、クラブチームで野球を続けています。2016年に野球のYouTubeチャンネル「トクサンTV【A&R】(以下、トクサンTV)」をスタート。現在、チャンネル登録者数が62万人を超える人気チャンネルとなっています。

◆人気チャンネルとなるまでの道のり
藤木:動画のジャンルは多岐に渡っていますよね。

トクサン:そうですね。とにかく野球を中心に、野球に携わる施設だったり、グローブやバットなどの道具を紹介したり。僕らは毎週日曜日に草野球をやっているんですけど、そういったことを「トクサンTV」で配信しています。

藤木:あと、トクサンの技術解説の動画もありますよね?

トクサン:野球の技術は、プロ野球選手が一番知っているじゃないですか。ただ野球選手って、“技術をアウトプットする”ことが仕事ではなく“パフォーマンスを見せる”ことが仕事なので、練習方法やバッティングを良くする意識、ピッチングで球を速くする意識などを(プロ野球選手から)聞いたという人が(周りに)あまりいなかったんですね。

藤木:そうですね。

トクサン:僕は帝京高校から創価大学に進学して、一応学生のアマチュア野球のなかでは全国クラスの学校を出ているので、そこで得た知識や考え方をYouTubeで話してみたら、意外と反響が大きかったんですよ。

藤木:みんなが知りたかった“ニーズ”があったということですよね。

トクサン:そうです。聞いたことがない話がたくさんあったと。例えば、いまの高校野球で言うと大阪桐蔭が強いんですけど、本来は大阪桐蔭に入らないと聞けない技術や練習方法、トレーニングがたくさんありますよね。でも、そこに行かなくとも、そこでやっている練習方法や意識というものが、YouTubeで観ることができる。これはいままでになかった世界なので、それを「トクサンTV」が最初に始めたことで、もしかしたらニーズの隙間を(狙えたのかも)(笑)。

藤木:まさにいまならではですね。そもそもYouTuberになったきっかけはなんですか?

トクサン:私“トクサン”と、もう1人“ライパチ”という相方がいまして、基本的にこの2人でやっているんですけど、「トクサンTV」を始めていくうえでもう1人、もともとテレビ局員だった“アニキ”という人物もいるんですね。

藤木:はい。

トクサン:この3人は、8年以上前から草野球のチームメイトだったんです。それで当時、ライパチが(チームのなかで)“へたっぴキャラ”だったんですけど、アニキが「へたっぴの人間が、上手な人にどんどん野球の技術を聞いていく番組って今までなかったよね」と(ライパチに)話したのがきっかけで、YouTubeチャンネルが始まったんです。

なので、実はそのときには私はいなかったんですね。(ライパチが)「ライパチボーイTV」というYouTubeチャンネルを1週間ぐらいやっていたんですけど、アニキが「やっぱり、へたっぴがずっとやっているだけじゃ面白くないかもしれない」って(笑)。

藤木:ある意味プロですからね(笑)。

トクサン:そこで、もともと仲の良かった私がキャスティングされたわけです。本当にたまたまですけど、肩書きが帝京高校、創価大学出身という(キャリアがある)人間と、万年補欠でベンチだった人間との“凸凹コンビでやってみよう!”ということで始まったのが、「トクサンTV」です。

藤木:視聴者の方には、やっぱり補欠の人のほうが多いんですよね?

トクサン:試合に出ることができるスタメンは9人なので、それ以外の部員も含めたらやっぱり試合に出ていない方々のほうが多いので、そういったところで2人のバランスがうまくハマったんじゃないかなと思っています。

◆教員として甲子園を目指していたつもりが…
藤木:でも、そもそもはYouTuberになろうと思っていなかったわけですよね?

トクサン:僕はもともと教員になろうと思っていたんですよ。高校時代に甲子園に出たんですけど、そのときはベンチで試合に出ていなかったんです。でも、みんなのおかげで甲子園に行けて、そのときの光景はやっぱりすごく貴重なものだったんですね。そして、社会に出て野球から離れる時期があったときに、“やっぱり野球が人生のなかにないとダメだな”と思ったんです。

藤木:なるほど。

トクサン:もう一度甲子園に行く、その夢を目指したいなと思ったんです。だから“それなら高校の教員だな”と思って目指していたら、その途中で「トクサン、(YouTubeを)手伝ってよ!」と言われて、ライパチにいろいろ説明していたら、気づいたらYouTuberとして進んでいくことになって(苦笑)。


トクサン



藤木:先日、トヨタ自動車の女子ソフトボールのレッドテリアーズと一緒に、練習をされていましたね。

トクサン:すごかったです。ノックの打球、送球の強さ、男性と女性ではどうしても物理的に力の差はあるんですけど、そのなかでもレッドテリアーズの選手たちはガンガン投げますし、ノックも体感5mぐらいのところからバンバン打ってくるので“こんななかでやっているのか!”と思って。

藤木:ソフトボールの守備力は目を見張るものがありますよね。

トクサン:体の伝え方とか考え方とか、男性も学ぶものがたくさんあるなと思いました。僕らは野球をメインでやっていますけど、これからはどんどんソフトボールのほうにもいこうかなと思っています。

藤木:YouTubeならではの垣根のない感じで、いろいろなことを紹介しているのは素晴らしいなと思いました。

トクサン:そうですね。スター選手に出てもらう回もあれば、シュールな道具紹介の回があったり(笑)、地方の野球ショップに行って「こんなものがある!」と紹介したり、縛られない感じでやれているのはYouTubeならではですね。

次回4月24日(土)の放送も、引き続きトクサンをゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに!

<番組概要>
番組名:TOYOTA Athlete Beat
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/