Windows 10の開発版にエコモードが実装された。この機能はタスクマネージャに実装されており、タスクマネージャでプロセス一覧を表示させると、そのステータスに「Eco」という表示が出るようになった。リソースを食いすぎているプロセスを見つけた場合、そのステータスを「Eco」に変更することでリソースの消費を抑制し、バッテリーの保ちを改善させたり、フォアグラウンドジョブの応答性を上げたりするといった調整が行える。
エコモードを使う主な手順は次のとおり。
- タスクマネージャを起動する。
- プロセスタブをクリックする。
- プロセスまたは子プロセス上で右クリック。
- 表示されるコンテキストメニューから「Eco mode」を選択する。
- プロセスのステータスがEco modeであることを示すようになる。
Eco modeを選択されたプロセスはリソースの使用が絞り込まれ、それほどリソースを消費しないようになる。この機能は特にノートPCやタブレットデバイスなどを電源に接続していない状態で使っている場合などに重宝するものとみられる。
タスクマネージャのエコモード機能はWindows 10 Insider Preview Build 21364で導入された。Windows 10 Insider Preview Build 21364で導入された機能などは「Announcing Windows 10 Insider Preview Build 21364 | Windows Insider Blog」で確認することができる。