俳優の赤楚衛二が、Nintendo Switchのソフト「Newポケモンスナップ」の、22日に公開されるWEB動画「World of Wild Pokémon‒Lentil Region-」で初めての本格ナレーションに挑戦した。

  • 赤楚衛二

ポケモンたちの様子をドキュメンタリータッチで描いたWEB動画では、赤楚が大人の魅力たっぷりの優しい声で自然の中に生きるポケモンたちの世界を案内する。ナレーション収録では、大人な声色から少し明るいトーンの声色まで、細やかな調整を繰り返した赤楚。イントネーションの違いや噛みやすいワードに苦労しながらも、納得がいくまでテイクを重ねた。

赤楚は初の本格ナレーションに「難しかったですね」とコメントし、「普段のお芝居だと、“間”や雰囲気、顔の表情で伝えられますが、声だけで伝えるとなると声をより立体的にさせると言いますか、でもわざとらしくなく、本当に微妙なニュアンスで意味合いや伝わり方が変わってくるので、面白い体験をさせてもらったなと思いました」と感想を語った。

また「『つがいが仲むつまじい』という言葉が最初言えなくて、『難しいな』と思いながらずっと練習した」と振り返り、ほかにも「ナレーションがどういうものなのかをインターネットで調べたり、音声を聞いたりしました。また、ナレーションでも色んなものがある中で、どうやって自分らしくやるかを考えて、今日の本番に臨みました」と事前に準備を重ねたことを明かす。

日本のみならず、アジア各国で人気が高まっている赤楚。その反響を「すごく嬉しいですね」と喜び、「もともとそんなに世界に向けたわけでもなく、僕のことを新しく知ってくれる人に楽しんでいただけたら嬉しいなとは思っていましたが、国境を越えて僕のお芝居やこういった仕事が伝わっていくというのは、言語や国境は関係なくやっぱり“人”なんだなと改めて思いましたし、これからもその人たちに向けても頑張っていかなきゃなと思います」と意気込んだ。