1000円以下でガチンコ比較! 後付けドリンクホルダーを格付け

近ごろはほとんどのクルマにドリンクホルダーが標準装備されているものの、エアコン風による温/冷効果が期待できて手が届きやすい場所に設置できる市販のエアコンルーバー取り付け型ドリンクホルダーは根強い人気を誇っている。そこで今回はカー用品店で販売されている3モデルを選んで使い比べてみた。いずれもメーカーのラインアップでは最廉価クラスとなるもので、購入価格は1000円以下だ。〈テスター:浜先秀彰 Hideaki Hamasaki〉


■今回のエントリー商品「購入価格1000円以下のエアコンルーバー取り付け型ドリンクホルダー編」

カーメイト CZ395 ドリンクホルダー クワトロ ブラック
購入価格:878円(税込)
カーメイト https://www.carmate.co.jp/

セイワ W859 カーボンカップホルダー
購入価格:933円(税込)
セイワ http://www.seiwa-c.co.jp

ヤック PF-354 ユニバーサルドリンクSI
購入価格:878円(税込)
槌屋ヤック http://www.yacjp.co.jp

いきなりズバリ!買いはどれ?〈総合評価〉


●左から「ヤック PF-354 ユニバーサルドリンクSI」、「セイワ W859 カーボンカップホルダー」、「カーメイト CZ395 ドリンクホルダー クワトロ ブラック」

1位:セイワ W859 カーボンカップホルダー
2位:カーメイト CZ395 ドリンクホルダー クワトロ ブラック
3位:ヤック PF-354 ユニバーサルドリンクSI

いずれのモデルも大手カー用品メーカーの製品だけに、どれを選んでも間違いはない。順位付けをしているが実力は僅差といっていいだろう。

1位に推したいのは「セイワ W859 カーボンカップホルダー」。細缶を入れているときのフィット感がよく、走行中にカタカタと音がしないのは好印象。剛性感、質感に優れている点もいい。

2位は「カーメイト CZ395 ドリンクホルダー クワトロ ブラック」で、独自の構造によりペットボトルの出し入れがもっともスムーズだった。シンプルなデザインはクルマを選ばずマッチしそうだ。

3位は「ヤック PF-354 ユニバーサルドリンクSI」で、曲面で構成されたスタイリッシュなルックスに引かれる人は多いだろう。



■どんな製品?


カーメイト CZ395 ドリンクホルダー クワトロ ブラック
4カ所でドリンクを支持する独自の機構を備えたモデル。ラインアップにはカーボン調×ブラックメッキ、カーボン調×シルバーメッキも用意されている。サイズは80×84×95mm。


セイワ W859 カーボンカップホルダー
ペットボトルや缶だけでなく、オフィスなどで使われる取っ手付きカップにも対応した形状。同デザインでメッキリング部がブルー、レッドのモデルも選べる。サイズは76×90×106mm。


ヤック PF-354 ユニバーサルドリンクSI
スマートでスタイリッシュなデザインとドリンクのスムーズな出し入れを両立させている。これはシルバーだが、同形状でブラック、レッドのカラーバリエーションもある。サイズは180×120×110mm。



■パッケージ内容はどうなっている?


カーメイト CZ395 ドリンクホルダー クワトロ ブラック
本体のほかに大小2サイズのクリップ、両面テープをパッケージしている。クリップは本体背面のスリット部分に差してスライドさせて固定。両面テープは本体底面のストッパーに貼る。


セイワ W859 カーボンカップホルダー
本体のほかにサイズが異なる2種類のクリップ、両面テープを付属している。クリップは本体背面部分に差し込んでスライドさせると固定ができ、両面テープは本体底面のストッパー部分に貼る。


ヤック PF-354 ユニバーサルドリンクSI
本体に大小2サイズのクリップや両面テープを付属。大きいクリップはルーバーにガッチリ固定ができるロックパーツを装備している。両面テープはクッション付きで、底面のストッパーに貼る。



■エアコンルーバーへの取り付け性は?



カーメイト CZ395 ドリンクホルダー クワトロ ブラック
クリップはシンプルな形状で、先端がルーバーに引っかかりやすい。ストッパーは軽い力で引き出しやすく調整はしやすいものの、力がかかるとロックが外れやすい点が気になった。



セイワ W859 カーボンカップホルダー
写真を見てのようにクリップは波状の複雑な形状で脱落しにくい工夫がなされている。ストッパーはロックのピッチが細かく、パーツ自体も長いためクルマに合わせた調整がしやすい。



ヤック PF-354 ユニバーサルドリンクSI
大きいサイズのクリップはカギ状のパーツにロックパーツが組み合わされており、ルーバーを挟み込むように固定が可能。ストッパーは後端部分のサイズが大きく安定した設置ができる形状だ。



■装着した見栄えはどんな感じ?



カーメイト CZ395 ドリンクホルダー クワトロ ブラック
スッキリとしたくせのないデザインは違和感のない装着感が得られる。ただしツヤのある部分は無塗装樹脂そのものの質感なので人によっては安っぽく感じるかもしれない。ロゴがアクセント。



セイワ W859 カーボンカップホルダー
スポーツモデルにマッチしそうなカーボン柄と高級感のあるメッキを組み合わせた個性的なスタイル。素材が比較的厚いことや立体感のあるデザインで実際の価格よりも高価に見える。



ヤック PF-354 ユニバーサルドリンクSI
曲線で構成されたスタイリッシュなデザイン。シンプルな形状はインパネにさりげなく溶け込むだろう。シルバーとブラックのツートーンカラーは最新国産車の室内によく似合いそうだ。



■気になるホールド性は?




カーメイト CZ395 ドリンクホルダー クワトロ ブラック
内側に4つのバネ状プラスチックパーツが備わり、ドリンクをホールド。缶は重みがあるので走行の振動でやや動いてしまい、カタカタした音も出やすい。ペットボトルはスポッと気持ちよく入る。




セイワ W859 カーボンカップホルダー
内側に厚みのある3つのゴム製パーツが備わっており、ドリンクをガッチリとホールドするが、そのぶん取り出すときに引っかかりやすい。底が当たる部分はクッション付きで音がしにくくていい。




ヤック PF-354 ユニバーサルドリンクSI
後ろ側にスプリング付きの大型スペーサーを装備しているが、押さえる力が弱めなので細い缶は走行中の振動で動きやすい。ホールドスペースが大きいためドリンクの出し入れはしやすい。

〈文と写真=浜先秀彰〉