ソックスECの「コーマオンラインショップ」、流通総額140% オリジナル商品で差別化

ソックスの製造販売を行うコーマは、2020年11月にECサイトをリニューアルして以降、オリジナル商品のEC展開に力を入れている。直近の流通総額は140%増だった。今後も商品で差別化を図り、販促を強化していく。

同社はこれまで、自社ECサイトの販促には力を入れていなかった。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、外部委託していたECサイトの制作を内製化。運営においても、それぞれ担当をつけて、タイムリーな情報更新や発信ができる自社体制を早々に整えた。

ECの専任者はつけていないが、現在、6人で対応している。商品、出荷、企画、サイトの情報更新など、それぞれ分担制を敷いている。全員が兼務ながらも、「それぞれが参画する意識を高めている」(営業部/企画室・吉村圭悟氏)。サイトをリニューアルしてから、EC売上高は前年実績を上回る成果が出ており、「動きを見ていると、オリジナル商品の動きが良い」(同)と話す。


人気商品の「らく~にはけるソックス」

リニューアルを機に、ECサイト構築サービスも変更している。スマホへの対応だけでなく、見やすさを重視した設計に仕上げた。「ECだけでなく、情報発信も含め、日々試行錯誤中」(同)と話し、今後の課題も把握している状況だ。

同社の主力商品は、スポーツ業界向けの高機能ソックスだが、ECサイトは一般消費者向けの展開で差別化を図るようにしている。アイテムの掲載数は40点ほど。人気商品は、はきやすさを重視した一般消費者向けの靴下「FOOTMAX Life Fit」。これまで同社を利用したことがない新規顧客からの注文が増えている。

今後、ECによる直販事業を強化しつつも、メーカーである立場を効果的に活用し、卸販売先の企業と情報交換をした商品設計にも注力する。製販一体型の体制を強みに、事業を拡大していく考えだ。


「コーマオンラインショップ」
https://www.footmax.jp/