女優の松たか子が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(毎週火曜21:00~)。13日に放送された第1話に、音楽家の長岡亮介が出演した。

  • 『大豆田とわ子と三人の元夫』に出演する長岡亮介=カンテレ提供

大豆田とわ子(松)の元夫・八作(松田翔太)の友人で、レストラン「オペレッタ」を一緒に立ち上げた心配性のシェフ・持田潤平役として登場した長岡。自身がギター&メインボーカルを務めるバンド・ペトロールズの活動に加えて、“浮雲”名義で参加する東京事変のギタリストや、星野源を始めとした数多くのアーティストのサポートギタリストとして、ミュージックシーンで活躍を見せている。

これまで、アーティスト活動の延長線として『おげんさんといっしょ』(NHK)、『ムジカ・ピッコリーノ』(Eテレ)に出演したことはあったが、俳優としての映像出演は今作が初めて。ドラマの公式Twitterでは、「台本ではイケメンシェフと書かれていたので、龍平さんと並んでほしい、こんな2人がいるお店があったら行きたいと思うシェフ潤平役をギリギリまで悩み、突然閃(ひらめ)いた長岡亮介さん。ダメ元でオファーしました。レギュラーです。めちゃくちゃ素敵(すてき)です」と、長岡出演に関する制作秘話を明かされている。

八作と潤平が働く「オペレッタ」には、第2話以降、とわ子、慎森(岡田将生)、鹿太郎(角田晃広)をはじめとしたさまざまな登場人物が訪れる。今後の放送話でも長岡演じる潤平の登場に期待がかかる。そんな長岡が、今回のドラマ初出演についてコメントを寄せた。

――初のドラマ出演ですが、俳優としてオファーを受けた時の感想は?

「なんでだろう?」と思いました。でも「ぜひ長岡さんで」とオファーをいただいたのでお受けしました。まったく知らない世界ですから、なかなか恐れ多かったのですが。

――現場の雰囲気はいかがですか?

自分みたいな別の畑の人が来ても、にこやかに受け入れて混ぜてくれて、みんな優しいですね。本当にみんな仲良しで、待ち時間でのほほ笑ましい会話をずっと聞いているのが楽しいです。

――撮影についてはいかがですか?

監督さんからあまり何も言われないので、「これでいいのかな?」と思いながらやっています(笑)

――長岡さんが感じた作品の見どころを教えてください。

やはり言葉のセンスが面白くて、台本を読んでいて楽しいです。そして、映像の質感に深みがあって、そこもすごく良い感じだなと思います。