ANAHEIM, CALIFORNIA - APRIL 05: Mike Trout #27 of the Los Angeles Angels reacts to his solo homerun, to trail 4-1 to the Houston Astros, during the fourth inning at Angel Stadium of Anaheim on April 05, 2021 in Anaheim, California. (Photo by Harry How/Getty Images)

 開幕から2週間が経過し、各球団今年の戦い方が見えてきたメジャーリーグ。新戦力の台頭や、開幕ダッシュに失敗した選手など、編成時に描いていた青写真通りの球団ばかりではないだろう。

 

 

 オフのストーブリーグでは、トレバー・バウアーやフェルナンド・タティスJr.らが高額契約を勝ちとり話題となった。活躍している選手、そうでない選手と様々だが、どういった選手が高額年俸を得ているのだろうか。

 

 ここでは、ポジション別に平均年俸をランキング化し、各ポジションのトップ10を並べた。贔屓チームの穴を補強するにはどの程度の資金が必要なのか、日本人選手はどのくらいの位置付けなのか、高年俸の選手もそうでない選手も成績に見合った額となっているのか。試合観戦のスパイスとして楽しんでみてほしい。

※年俸データは、米サイト『spotrac』を参照。円表記は1ドル110円換算で統一した。

第12位 中継ぎ(リリーバー) ※抑え投手含む

平均年俸:183万4524ドル(約2億円)

選手数:342人

●年俸上位選手10傑

1位:デビッド・プライス(ドジャース・35歳) 3200万ドル(約35億2000万円)

2位:ケンリー・ジャンセン(ドジャース・33歳) 2000万ドル(約22億円)

3位:アロルディス・チャップマン(ヤンキース・33歳) 1720万ドル(約18億9000万円)

4位:クレイグ・キンブレル(カブス・33歳) 1600万ドル(約17億6000万円)

5位:ザック・ブリットン(ヤンキース・33歳) 1300万ドル(約14億3000万円)

5位;ウィル・スミス(ブレーブス・31歳) 1300万ドル(約14億3000万円)

7位:アンドリュー・ミラー(カージナルス・36歳) 1200万ドル(約13億2000万円)

8位:ジューリアス・ファミリア(メッツ・31歳) 1166万6668ドル(約12億8000万円)

9位:リアム・ヘンドリクス(ホワイトソックス・32歳) 1133万3333ドル(約12億5000万円)

10位:トレバー・ローゼンタール(アスレチックス・31歳) 1100万ドル(約12億1000万円)

 

101位:澤村拓一(レッドソックス・33歳) 120万ドル(約1億3000万円)

 

先発投手時代に大型契約を掴んだプライスは例外として考えると、クローザーを含めてもやはりリリーフ投手だけで大きく稼ぐのは難しい。今年レッドソックスに加入した澤村は120万ドル(約1億3000万円)と破格の契約。出来高で少しでも上乗せしたいところだ。

第11位 捕手(キャッチャー)

平均年俸:263万2666ドル(約2億9000万円)

選手数:81人

●年俸上位選手10傑

1位:バスター・ポージー(ジャイアンツ・34歳) 2217万7777ドル(約24億4000万円)

2位:J. T. リアルミュート(フィリーズ・30歳) 2000万ドル(約22億円)

3位:ヤズマニ・グランダル(ホワイトソックス・32歳) 1825万ドル(約20億円)

4位:サルバトール・ペレス(ロイヤルズ・31歳) 1420万ドル(約15億6000万円)

5位:ヤディアー・モリーナ(カージナルス・38歳) 900万ドル(約9億9000万円)

6位;ジェームズ・マッキャン(メッツ・31歳) 815万ドル(約9億円)

7位:トラビス・ダーノウ(ブレーブス・32歳) 800万ドル(約8億8000万円)

8位:ウィルソン・コントレラス(カブス・29歳) 665万ドル(約7億3000万円)

9位:ゲーリー・サンチェス(ヤンキース・28歳) 635万ドル(約7億円)

10位:クリスチャン・バスケス(レッドソックス・30歳) 625万ドル(約6億9000万円)

 

扇の要の捕手だが、意外にも年俸は低い。上位に名を連ねる選手たちは、いずれも強打を誇る選手だ。替えの効かないポジションであるため、第2、第3捕手の存在があることや、トッププロスペクトとのメジャー契約もあり、平均が下がっていることも一因だろう。かつて日本人では城島健司がマリナーズでプレーしたが、彼の最高年俸は2009年の766万6666ドル(約8億4000万円)。メジャーの舞台でも高い評価を受けていたと言えるだろう。

第10位 遊撃手(ショート)

平均年俸:291万3919ドル(約3億2000万円)

選手数:116人

●年俸上位選手10傑

1位:フランシスコ・リンド―ア(メッツ・27歳) 2230万ドル(約24億5000万円)

2位:ザンダー・ボガーツ(レッドソックス・28歳) 2000万ドル(約22億円)

3位:トレバー・ストーリー(ロッキーズ・28歳) 1850万ドル(約20億4000万円)

4位:マーカス・セミエン(ブルージェイズ・30歳) 1800万ドル(約19億8000万円)

5位:ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ・34歳) 1520万ドル(約16億7000万円)

6位;ジーン・セグーラ(フィリーズ・31歳) 1485万ドル(約16億3000万円)

7位:コーリー・シーガー(ドジャース・27歳) 1375万ドル(約15億1000万円)

8位:トレイ・ターナー(ナショナルズ・28歳) 1300万ドル(約14億3000万円)

9位:ディディ・グレゴリアス(フィリーズ・31歳)1275万ドル(約14億円)

10位:カルロス・コレア(アストロズ・26歳) 1170万ドル(約12億9000万円)

 

内野の要でありながら10位に位置付けられているのは、メジャー契約を勝ち取ったトッププロスペクトが多いため、人数が多く平均が引き下げられていることが大きい。この中から、ほかのポジションへとコンバートされるケースも多いだろう。オフに14年契約を結んだフェルナンド・タティスJr. は、今年こそ約171万ドルにとどまるが、2029年からは球界トップクラスの3600万ドルが約束されている。

第9位 二塁手(セカンド)

平均年俸:296万3794ドル(約3億2500万円)

選手数:59人

●年俸上位選手10傑

1位:ホセ・アルトゥーベ(アストロズ・31歳) 2900万ドル(約31億9000万円)

2位:D. J. ラメイヒュー(ヤンキース・32歳) 1500万ドル(約16億5000万円)

3位:マイク・ムスタカス(レッズ・32歳) 1400万ドル(約15億4000万円)

4位:ルーネッド・オドーア(ヤンキース・27歳) 1233万3333ドル(約13億6000万円)

5位:クリス・テイラー(ドジャース・30歳) 780万ドル(約8億6000万円)

6位;コルテン・ウォン(ブリュワーズ・30歳) 750万ドル(約8億3000万円)

7位:エンリケ・ヘルナンデス(レッドソックス・29歳) 600万ドル(約6億6000万円)

7位:スターリン・カストロ(ナショナルズ・31歳) 600万ドル(約6億6000万円)

9位:セザー・ヘルナンデス(インディアンス・31歳) 500万ドル(約5億5000万円)

10位:ジョナサン・スコープ(タイガース・29歳) 450万ドル(約5億円)

 

遊撃手にも言えることであるが、守備型の選手が多いこと、若い選手が多いポジションであることが低い順位の要因と言えそうだ。また、トップ10に限った平均年俸は全ポジションの中で最も低い額。日本が誇るセカンドである菊池涼介が、かつて挑戦を表明したものの好条件を得られず国内残留を決めた。若くて安い選手が多いポジションであることが、ひとつのネックであったと考えられる。

第8位 中堅手(センター)

平均年俸:417万4902ドル(約4億6000万円)

選手数:49人

●年俸上位選手10傑

1位:マイク・トラウト(エンゼルス・29歳) 3711万6666ドル(約40億8000万円)

2位:ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ・31歳) 2366万6666ドル(約26億円)  

3位:コディ・ベリンジャー(ドジャース・25歳) 1610万ドル(約17億7000万円)

4位:ロレンゾ・ケイン(ブリュワーズ・35歳) 1600万ドル(約17億6000万円)

5位:スターリング・マーテイ(マーリンズ・32歳) 1250万ドル(約13億8000万円)

6位;ケビン・キアマイアー(レイズ・31歳) 1166万6666ドル(約12億8000万円)

7位:アーロン・ヒックス(ヤンキース・31歳) 1078万5714ドル(約11億9000万円)

8位:イアン・デズモンド(ロッキーズ・35歳) 800万ドル(約8億8000万円)

9位:秋山翔吾(レッズ・33歳) 700万ドル(約7億7000万円)

10位:ジャッキー・ブラッドリーJr. (ブリュワーズ・31歳) 650万ドル(約7億2000万円)

 

 球界最高年俸を誇るマイク・トラウトを擁しながらも、ポジション別の平均年俸は下位の8位に沈んだ中堅手。10位の遊撃手などと同様に、外野のプロスペクトたちが多く含まれていることが平均を下げている一因か。

 

 それでも、秋山翔吾の700万ドルがトップ10に入るため、日本から好条件で移籍するためには、かなりの数字を担保できなければ厳しそうだ。今年は西川遥輝がメジャー移籍を表明しながらも断念。センターには安くて良い選手が数多くいることも、良い条件を引き出せなかった原因の一つと言えそうだ。

第7位 抑え(クローザー)

平均年俸:557万351ドル(約6億1000万円)

選手数:32人

●年俸上位選手10傑

1位:ケンリー・ジャンセン(ドジャース・33歳) 2000万ドル(約22億円)

2位:アロルディス・チャップマン(ヤンキース・33歳) 1720万ドル(約18億9000万円)

3位:クレイグ・キンブレル(カブス・33歳) 1600万ドル(約17億6000万円)

4位:ウィル・スミス(ブレーブス・31歳) 1300万ドル(約14億3000万円)

5位:リアム・ヘンドリクス(ホワイトソックス・32歳) 1133万3333ドル(約12億5000万円)

6位;トレバー・ローゼンタール(アスレチックス・31歳) 1100万ドル(約12億1000万円)

7位: ブラッド・ハンド(ナショナルズ・31歳) 1050万ドル(約11億6000万円)

8位:ライゼル・イグレシアス(エンゼルス・31歳) 912万5000ドル(約10億円)

9位:ライアン・プレスリー(アストロズ・32歳) 875万ドル(約9億6000万円)

10位:フェリペ・バスケス(パイレーツ・29歳) 775万ドル(約8億5000万円) ※制限リスト入り中

 

中継ぎ投手の中で1、2を争う選手らが抑えとなるため、人数は少なく必然的に平均年俸は高くなる。それでも、最低年俸約57万ドルの選手を数多く抱える先発投手に届かないことをみると、先発上位陣の年俸の高さが際立ってくる。

第6位 三塁手(サード)

平均年俸:570万1705ドル(約6億3000万円)

選手数:52人

●年俸上位選手10傑

1位:ノーラン・アレナド(カージナルス・30歳) 3500万ドル(約38億5000万円)

2位:マニー・マチャド(パドレス・28歳) 3200万ドル(約35億2000万円)

3位:アンソニー・レンドーン(エンゼルス・31歳) 2807万1428ドル(約30億9000万円)

4位:ジョシュ・ドナルドソン(ツインズ・35歳) 2100万ドル(約23億1000万円)

5位:クリス・ブライアント(カブス・29歳) 1950万ドル(約21億5000万円)

6位;カイル・シーガー(マリナーズ・33歳) 1850万ドル(約20億4000万円)

6位:マット・カーペンター(カージナルス・35歳) 1850万ドル(約20億4000万円)

6位:エバン・ロンゴリア(ジャイアンツ・35歳) 1850万ドル(約20億4000万円)

9位:アレックス・ブレグマン(アストロズ・27歳) 1266万6666ドル(約13億9000万円)

10位:ジャスティン・ターナー(ドジャース・36歳) 1200万ドル(約13億2000万円)

アレナド、マチャド、レンドーンら大型契約を勝ち取った選手が数多くいる三塁手。内野手では一塁手に次いで高い平均年俸だ。主軸を担える打力に、ハードヒットやバント処理など守備力も必要で、高いバランスが求められる。

第5位 左翼手(レフト)

平均年俸:568万7795ドル(約6億2500万円)

選手数:42人

●年俸上位選手10傑

1位:ジャスティン・アップトン(エンゼルス・33歳) 2300万ドル(約25億3000万円)

2位:ウィル・マイヤーズ(パドレス・30歳) 2250万ドル(約24億8000万円)

3位:アンドリュー・マカッチェン(フィリーズ・34歳) 2000万ドル(約22億円)

4位:A. J. ポロック(ドジャース・33歳) 1800万ドル(19億8000万円)

5位:マーセル・オズナ(ブレーブス・30歳) 1600万ドル(約17億6000万円)

5位;マイケル・ブラントリー(アストロズ・34歳) 1600万ドル(約17億6000万円)

7位:クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ・29歳) 1400万ドル(約15億4000万円)

8位:コーリー・ディッカーソン(マーリンズ・32歳) 950万ドル(約10億5000万円)

9位:トミー・ファム(パドレス・33歳) 890万ドル(約9億8000万円)

10位:エンダー・インシアーテ(ブレーブス・30歳) 870万ドル(約9億6000万円)

 

13位:筒香嘉智(レイズ・29歳) 700万ドル(約7億7000万円)

 

筒香の年俸700万ドルは、所属するタンパベイ・レイズの中では、先発投手陣をもおさえ、中堅手・ケビン・キアマイアーに次ぐ2番目に高い額となっている。2年契約2年目の今季はここまで不振に喘いでいるが、結果で示さなければメジャーに残ることも厳しい状況となる。

第4位 先発(スターター)

平均年俸:590万2639ドル(約6億5000万円)

選手数:198人

●年俸上位選手10傑

1位:ゲリット・コール(ヤンキース・30歳) 3600万ドル(約39億6000万円)

1位:ジェイコブ・デグロム(メッツ・33歳) 3600万ドル(約39億6000万円)

3位:ザック・グレインキー(アストロズ・37歳) 3500万ドル(38億5000万円)

3位:スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ・32歳) 3500万ドル(約38億5000万円)

5位:マックス・シャーザー(ナショナルズ・36歳) 3450万3480ドル(約38億円)

6位;ジャスティン・バーランダー(アストロズ・38歳) 3300万ドル(約36億3000万円)

7位:トレバー・バウアー(ドジャース・30歳) 3133万3333ドル(約34億5000万円)

8位:クレイトン・カーショウ(ドジャース・33歳) 3100万ドル(約34億1000万円)

9位:クリス・セール(レッドソックス・32歳) 3000万ドル(約33億円)

10位:パトリック・コービン(ナショナルズ・31歳) 2441万6666ドル(約26億9000万円)

 

12位:ダルビッシュ有(パドレス・34歳) 2200万ドル(約24億2000万円)

21位:菊池雄星(マリナーズ・30歳) 1650万ドル(約18億2000万円)

88位:前田健太(ツインズ・33歳) 312万5000ドル(約3億4000万円)

89位:大谷翔平(エンゼルス・26歳) 300万ドル(約3億3000万円)

98位:有原航平(レンジャーズ・28歳) 260万ドル(約2億9000万円)

 

3000万ドルを超える年俸を稼ぐ選手が9人もいるのが先発投手だ。人数が多いことで4位となっている。投手の中では依然として先発とリリーフの格差が顕著だ。その中で日本人選手は、球界屈指の好投手ダルビッシュが12位につける。菊池はエース級の額であるため、大きな成果が求められる。前田は出来高が多い契約でベースは低く抑えられている。

第3位 一塁手(ファースト)

平均年俸:632万4517ドル(約6億9500万円)

選手数:45人

●年俸上位選手10傑

1位:アルバート・プホルス(エンゼルス・41歳) 3000万ドル(約33億円)

2位:ポール・ゴールドシュミット(カージナルス・33歳)  2600万ドル(約28億6000万円)

3位:ジョーイ・ボットー(レッズ・37歳)  2500万ドル(約27億5000万円)

4位:フレディ・フリーマン(ブレーブス・31歳) 2235万9375ドル(約24億6000万円)

5位:クリス・デービス(オリオールズ・35歳) 2106万5362ドル(約23億2000万円)

6位;エリック・ホズマー(パドレス・31歳) 2100万ドル(約23億1000万円)

7位:ホセ・アブレイユ(ホワイトソックス・34歳) 1766万6666ドル(約19億4000万円)

8位:ブランドン・ベルト(ジャイアンツ・33歳) 1720万ドル(約18億9000万円)

9位:アンソニー・リゾー(カブス・31歳) 1650万ドル(約18億2000万円)

10位:ミゲル・サノー(ツインズ・28歳) 1100万ドル(約12億1000万円)

 

内野手のなかでは最も高い平均年俸を誇る一塁手。41歳のプホルスを筆頭に、ボットー、デービスら打棒を売りにして大型契約を勝ち取ったベテラン選手の存在が目立つ。野手の中では最も2000万ドル超えの選手が多いポジションでもある。

第2位 右翼手(ライト)

平均年俸:637万279ドル(約7億円)

選手数:42人

●年俸上位選手10傑

1位:ブライス・ハーパー(フィリーズ・28歳) 2753万8462ドル(約30億3000万円)

2位:ジェイソン・ヘイワード(カブス・31歳) 2350万ドル(約25億9000万円)

3位:ムーキー・ベッツ(ドジャース・28歳) 2250万ドル(約24億8000万円)

4位:チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ・35歳) 2133万3333ドル(約23億5000万円)

5位:デクスター・ファウラー(エンゼルス・35歳) 1650万ドル(約18億2000万円)

6位;ニック・カステヤノス(レッズ・29歳) 1400万ドル(約15億4000万円)

7位:マイケル・コンフォート(メッツ・28歳) 1225万ドル(約13億5000万円)

8位:グレゴリー・ポランコ(パイレーツ・29歳) 1160万ドル(約12億8000万円)

9位:アビザイル・ガルシア(ブリュワーズ・30歳) 1075万ドル(約11億8000万円)

10位:ランダル・グリチック(ブルージェイズ・29歳) 1033万3333ドル(約11億4000万円)

 

外野手の中で最も高い平均年俸を記録している右翼手。かつてイチローはマリナーズで2009年から11年の間、1800万ドル(約19億8000万円)を手にしていたが、メジャー全体の高年俸化を受けて、今となっては、その数字は圧倒的なものではなくなっている。

第1位 指名打者(DH)

平均年俸:791万8361ドル(約8億7000万円)

選手数:17人

●年俸上位選手10傑

1位:ミゲル・カブレラ(タイガース・38歳) 3000万ドル(約33億円)

2位:ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース・31歳) 2900万ドル(約31億9000万円)

3位:J. D. マルティネス(レッドソックス・33歳) 1935万ドル(約21億3000万円)

4位:クリス・デービス(レンジャーズ・33歳) 1675万ドル(約18億4000万円)

5位:ネルソン・クルーズ(ツインズ・40歳) 1300万ドル(約14億3000万円)

6位;ホーヘイ・ソレーア(ロイヤルズ・29歳) 805万ドル(約8億9000万円)

7位:トレイ・マンシーニ(オリオールズ・29歳) 475万ドル(約5億2000万円)

8位:イーロイ・ヒメネス(ホワイトソックス・24歳) 433万3333ドル(約4億8000万円)

9位:テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ・28歳) 432万5000ドル(約4億8000万円)

10位:ヨーダン・アルバレス(アストロズ・24歳) 60万9000ドル(約7000万円)

 

計算の対象となるDH登録の選手が17人と少ないこと、打力を武器に大型契約を勝ち取った選手が守備の負担を減らすためにDH専門になることなどが1位にとなった要因だ。一方で、近年ではヒメネスやアルバレス、大谷翔平(今年は投手登録)など、若い選手も増えてきた。これまで見てきた通り、遊撃手や捕手といった守備力が求められるポジションよりも、一塁手や外野手などより打力が必要なポジションの方が年俸は高いため、DH専門であったとしても、打力さえあれば高額契約を勝ち取ることができそうだ。