「あんな純粋な子見たことない!」クロちゃんも恐れるNEO天然アイドル・まえだゆうの魅力に迫る

今、一部のアイドルファンからひそかに注目を集めているアイドルがいる。妖艶な色香を振りまくお姉さん系グループ・prediaのまえだゆうである。保育園で働きながらアイドル活動を続けるという異色の経歴もさることながら、他に類を見ない独特の言語センスや忍者愛を炸裂させるなどの特異なキャラで一目置かれる存在に。アイドルに造詣が深い安田大サーカス・クロちゃんも「あんなに純粋で、なおかつイカれている子はいない!」と太鼓判を押す。まずはそのクロちゃんの解説に耳を傾けてみよう。

「普通は芸能界の中で何年も活動していると、自然に業界の色に染まっていくものなんです。ところがまえだゆうちゃんの場合、30歳を過ぎてもまったくブレずに純粋無垢なまま。逆にそれがヤバいと思うんですよ。これまで僕もいろんなアイドルと接してきました。やっぱりグループの中にいると、無理してキャラクターを作ったり、頑張って毒舌を吐こうとしたり、個性を出そうと躍起になるわけです。まえだゆうちゃんにはそういう打算的なところが一切ない上に、精神年齢が小学生低学年くらいで止まっていますからね。もう引き込まれざるをえない。彼女のTikTokとか最高ですよ。頭を空っぽにして延々と見ていられますから(笑)」

 ENTAME nextでは、そんなまえだゆうを緊急インタビュー。知られざる素顔に迫った。(前後編の前編)

【写真】インタビュー中、くるくると変わる表情もキュートなまえだゆう【8点】
     *     *     *

──現在はひらがな表記の「まえだゆう」さんですが、以前は「前田ゆう」だったそうですね。そして普段は「ちゃんころぴー」と名乗っているのだとか。ちゃんころぴーとは何なのか、まずはこのあたりから説明お願いできますか。

まえだ しかし特に深い理由はないんですよ。名前が「ゆう」だから「ちゃんゆう」と呼ばれることが多くなり、そこから略して「ちゃん」となりまして。「ちゃん」よりは「ちゃんころぴー」のほうが響きも可愛いから、「今日から『ちゃんころぴー』と呼んでね」と定着させました。急にひらめいたんです。

──しかも、ちゃんころぴーというのも正式名称ではないらしいですね。

まえだ そうなんです。「ポリスキーCKRちゃんころぴー」というのが正式な名前です。しかしラジオ番組で加藤浩次さんが決めてくれました。私は「ポリポリ」というのが口癖なので、「お前はポリスキーだ」と言われたんです。普通、名前って下だけじゃなくて名字もつかないと変じゃないですか。ちゃんころぴーの名字がポリスキーなんです。しかしCKRのCはフランシスコ・カラバイヨ選手から、Rはタフィ・ローズ選手から取っています。Kの理由は忘れました(笑)。(※インタビュー後に、「K」の由来は、九官鳥のようによく喋るということでメンバーから言われ始めたことだと判明)

──ローズが好きなんて渋い趣味です。

まえだ 私は大阪出身なので、当然、大阪ドームに行きますよね。小学校のとき、フェンス越しに練習を見ていたら、なんとローズ選手がちゃんころぴーに向かってウインクしてくれたんです! もう一発でやられちゃいました! しかし当時、学校では松坂大輔投手、松井秀喜選手、高橋由伸選手とかが人気だったんですけど、私はローズ選手一筋でした。

──先ほどから違和感を覚えているのですが、「しかし」の使い方が独特ですね。

まえだ たまにそれ言われるんですけど……「しかし」って普通の日本語ですよね? 国語の授業で先生に習ったんです、「改行したら『しかし』をつけたほうがいい」って。「しかし」をつけると頭もよく見えるし、なんだかカッコいいかなと思ったんです。

──そうですか(笑)。さて現在は“大人アイドル”prediaのメンバーとして活動しているまえださんですが、保育士やベビーシッターの仕事もされているようですね。

まえだ もともと私、芸能志望というわけでもなかったんです。保育士になろうと小学校のときには決めて、短大も保育士資格が取れるところに進みました。

──なぜ保育士になろうと考えたんですか?

まえだ しかし弟が3人いるものですから、その友達が常に家に遊びに来るような環境で。つまり小さい子供たちと接する機会が多かったんです。お母様たちが話しているときなどに子供たちを集めて、「遊ぼうぜ!」って騒ぐのが大好きで。ところが小学校5年生になったとき、うちが引っ越しすることになったんですよ。そのとき、一緒に遊んでいた幼稚園児くらいの子供たちがエプロンをプレゼントしてくれたんですね。

──さぞかし子供たちも寂しかったでしょうね。

まえだ う~ん、しかしその頃には私も保育士になると周りの人に言っていたから、「このエプロンを着て素敵な保育園の先生になってね」という意味もあったと思う。本当にそのエプロンは私の宝物なんです。学生時代の保育実習にも着ていきましたし、実際に保育園で働くときも着ていました。以前はベビーシッターをさせていただく機会も多かったのですが、当然そういうときもエプロンはマストです。

──今はどれくらいの頻度で保育現場に立っているんですか?

まえだ 「週に〇日」とかシフトが決まっているわけじゃなくて、入ることができる時間があればダーッと入れていただけるような感じです。prediaのレッスン前、午前中の数時間だけ入ることもあります。しかしプラチナムプロダクションの先輩が保育園を経営されているので、そこでお世話になっているんです。その保育園だと時間的な融通を利かせてもらえます。

──でもそれだけ確固たる信念で保育士を目指していたのに、なぜ芸能界に飛び込むことに?

まえだ しかし最初のきっかけは高校の頃、モデルにスカウトされたことでした。とはいっても当時はバイト感覚だったし、保育士になるという考えはまったくブレることがなくて。でも短大を出るときに「東京で活動してみないか?」って誘われて、悩みに悩んだ末、チャレンジすることにしました。まだ20歳だったから単純に東京に対する憧れが強かったし、保育士というのは何歳になってもできる仕事じゃないですか。芸能のお仕事は若いうちしかできないんじゃないかと考えたんですよね。

 こうして“子供たちのアイドル”から“ファンに愛されるアイドル”への路線変更を決意した20歳のまえだゆう。インタビュー後編では、幼少期から現在までの波乱に満ちた道のりとpredeiaメンバーとしてのアイドル活動を熱く語ってもらった。

【後編】大人アイドルpredia・まえだゆうに聞くアイドルルーツはこちらから

▽predia presents THE LIVE 2021 vol.2
2021年4月29日(木祝)に渋谷PLEASURE PLEASUREにて昼夜2公演で開催