ゲーム・オブ・スローンズ原作者、米HBOと超大型契約を締結 続編やスピンオフ作品の展開も

米HBOの大人気ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ(通称GOT)』の原作となったファンタジー小説『氷と炎の歌』の作者である米作家ジョージ・R・R・マーティンは、米HBOとの5年間の包括契約の一環としてGOTの前日譚・続編、スピンオフ、その他ドラマを手がけることとなった。

米HBOの大人気ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ(通称GOT)』の原作者として知られる米作家ジョージ・R・R・マーティンが米HBOと新たな契約を締結した。これによってマーティンは、HBOと動画配信サービスHBO Max向けにGOTの前日譚・続編をはじめ、スピンオフ作品などの企画開発を手がけることになる。

米ハリウッド・レポーターが報じたところによると、マーティンとHBOの契約期間は5年で、その額は4000万〜7000万ドルと推定される。3月半ばにHBOは、GOTのスピンオフや前日譚をはじめ、新作ドラマ5作品を企画中だと発表しており、シリーズの企画開発にマーティンも携わっていると明言している。

数多のGOT関連シリーズのなかでも現時点でゴーサインが出ているのはひとつだけだ。ハリウッド・レポーターによると、マーティンの2019年の小説『Fire & Blood(原題)』を原作とする『House of the Dragon(原題)』は4月にクラインクインする。同作はGOTで描かれた世界から300年さかのぼり、ターガリエン家に焦点を当てている。さらにハリウッド・レポーターが報じたところによると、『The Sea Snake(原題)』というドラマあるいは映画となるスピンオフ作品が次のGOTプロジェクトとして始動している。

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GOTのほかにもマーティンは、世界の終わりの後を描いたナイジェリア系アメリカ人作家ナディ・オコアラフォーのSF小説『Who Fears Death(原題)』と米SF作家ロジャー・ゼラズニイのファンタジー小説『ロードマークス』のドラマ化に携わることが決まっており、両作品の制作総指揮を務める予定だ。

マーティンとHBOが結んだ新たな契約はGOTファンにとっては朗報かもしれないが、『氷と炎の歌』シリーズの読者は、今回の包括契約が延ばし延ばしになっている『氷と炎の歌』の6作目となる新作『冬の狂風』のリリースにどのような影響を与えるか気が気でないはずだ。2月にマーティンは、小説に関して言えば2020年は実りの多い年だったと語る一方、「納得のいく結末にするには、まだ何百ページも書かないといけない。でも、そのために2021年があるのだと希望を抱いている」と、ファンにメッセージを発信した

From Rolling Stone Japan