「夫婦間のコミュニケーション、お互いの時間調整は大切」“一児の父”声優・岩田光央が、新学期を迎えるパパ・ママたちに贈るメッセージ
声優としても活躍中の鈴村健一とフリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベス が パ ー ソ ナ リ テ ィ を つ と め る TOKYO FM の番組 「ONE MORNING」。以前、放送していた賢く楽しく暮らす“ママ”たちの生活術をみんなで共有する人気コーナー「ノビエース presents ママセッド 〜ありのママライフ〜」。3月 29 日(水)の放送は、特別編「“ありの“パパ”ライフ」として、新学期から高校生になる息子さんのパパでもある声優・岩田光央さんが登場。自分の子育てエピソードを語り、新学期を迎えるパパ・ママにメッセージを贈りました。

鈴村健一、岩田光央さん、ハードキャッスル エリザベス



現在53 歳の岩田光央さんは、芸歴 30 年以上のベテラン声優。日本アニメの金字塔ともいえる「AKIRA」の主人公・金田正太郎役をはじめ、人気アニメ「ONE PIECE」「ドラゴンボール超(スーパー)」「呪術廻戦」にも出演。ゲームの声や映画の吹き替えなど、幅広く活動されています。

◆パパ・ママの役割・関わり方が逆!?

鈴村:今日は、「新年度に向けたパパ・ママを応援」をテーマに、ゲストの方にいろいろお話しを伺っていきます。岩田さんと僕は、昔から一緒にラジオ(岩田光央・鈴村健一「スウィートイグニッション」)をやっています。一緒に番組を始めて、もうすぐ20年ですね。

岩田:長いですね! ツーと言えばカーみたいな感じになっていまね。

鈴村:僕と2人でやっている番組のオープニングトーク、ほとんど息子さんの話から始まるんですよ(笑)。

エリザベス:息子さんはおいくつですか?

岩田:先日、中学生を卒業しまして、いよいよ高校1年生なります!

エリザベス:おめでとうございます。お父さんとしてもちょっと一区切りというか、気持ちの変化はありますか?

岩田:非常にありましたね。受験勉強が1年半以上続いていたので、それを1つ乗り切れたって安堵感はありますね。

エリザベス:受験勉強、大変でしたね。

岩田:この父親で、あの息子が“よくこんなに努力するな”っていうくらい。母親のほうに似てしまったのかな(笑)。

鈴村:似てしまったのかなって(笑)。話を聞いていたけど、すごく勉強していたみたいだね。

岩田:母親から「1日10時間は勉強しなさい」って言われていたので、それを守ってずっと勉強し続けていましたね。

エリザベス:そんなときは、パパとしてどういう立場で接していたのですか?

岩田:“やる気を持続できるような関わり方ができたら”っていうことで、なるべくストレスなく勉強に向き合えるような環境づくりを心がけたり、「疲れたときには休んでいいよ」って言って、たまには思いっきり切り替えるタイミングづくりを大切にしていました。

エリザベス:アドバイスをするとかではなく?

岩田:僕、勉強は一切できないんで (笑)。

鈴村:今まで岩田さんと息子さんのいろんな話を聞いてきましたが、関わり方としては友達みたいな感じですよね?

岩田:そうね。どちらかと言うと、母親のほうが父親然としていて、“昭和のお父さん”みたいな母親だったもんですから。僕はどちらかと言うと“昭和のお母ちゃん”みたいな。うちは逆転しているものですから。

エリザベス:なるほど。

岩田:そういう関わり方・役割がちょうどよくて、最後まで行けたかな?っていうところではありますね。

◆夫婦間のコミュニケーションは大切

鈴村:新年度の準備、もう進んでいますよね。

岩田:そうですね。4月から入学する学校の制服や体育着、カバンなども一緒に見に行きました。寸法を測って、店員さんに「こんな感じでしょうか?」って言われて(高校の制服姿を)見たときに、「ああ……変わっていくんだな」って実感しましたね。「袖の長さをどうするか」とか「丈はもうちょっと長めがいい」とか、そんな話をしていたら、「まだこの子は成長期なんだな……」なんて思って、目を細めながら見ておりました。

鈴村:僕も制服を長めに作った記憶があるな。最初は少しブカブカしていて。今思うと、あの姿がかわいいのよね。

岩田:“新入生”っていう感じだからね。

エリザベス:そういう準備って、お子さんよりも、お父さんお母さんのほうが大変だったイメージがあります。

岩田:大変ですね。お金もかかるし。あとは、期日があるので。意外と期日が短かったり。「この日、この時間帯に来てください」って言われることもあるのですが、うちは共働きなので時間を調整したり、相談したりして「俺が行くね」とか「次の予定はどうかな?」とか話し合って。そんなふうにコミュニケーションを取って、お互いに時間を作り合うことは、やっぱり大切だし、まだまだ続くんだなって感じましたね。

エリザベス:成長のタイミングですからね。

岩田:本当にそうですね。ちなみに、息子のなかでは、まだ反抗期があるんです。反抗期後期のような。中学2年生くらいから、ものすごい反抗期に入って、それを今整理しているような時期かな。父親の呼び方を考えてみたり、無駄に反抗しないで“反抗のしどころ”を精査していたり。そういうものを感じると、非常におもしろいですよね。

◆息子の将来の夢…親のエゴを押し付けないように

エリザベス:息子さんは、岩田さんと将来の話はしますか?

岩田:しますね。一度、小学校6年生のときに確認をしました。やっぱり両親の姿(※妻:声優の愛河里花子さん)を見ているものですから、親がやっているような、「表現する仕事に就きたい」って明確に言っていました。「それは本気か?」って聞いたら、「そうしたい!」っていうことなので、「じゃあそれの準備をしよう!」って。

ただ、いろんな表現があるので、僕が一時期やっていた「デザイナーみたいな仕事もあるよ」って言ったのですが、それらの仕事を知ったうえで「体を使った表現をしたい」って言ったので、「じゃあ、その準備をしようか」と。

その仕事では、僕は一応先輩なので、自分がやってきたことで足りなかったことや、こういうことをやっても良かったんじゃないかな?っていうことを、彼にはやってほしいなっていう思いがあって。ただ、その線を引くのが難しい。自分に自問自答しながら、これは親のエゴか、思いやりなのか……ということを常に考えています。

エリザベス:岩田さん、悩んでいるんですね。でも、将来のことを考えるときに、中学生と高校生のときでは、親ができることも変わってきますよね。

岩田:たぶん、より自我が強くなってくるでしょうし、一個人というものを、より意識してくると思います。そういうときに、どうしても親は、子を所有物にしてしまいがちなところがあるので、それをどれだけ断ち切れて、一個人としての人物であることを自覚しながら(寄り添っていかなければと思います)。

エリザベス:息子さんには、どんな高校生活を送ってもらいたいですか?

岩田:「彼女がほしい」と言っているので、まずはそれを実現していただいて(笑)。昨日の夜も言ってました。「作れや!」って言ってるんですけどね(笑)。

エリザベス:中学校ではなかったんですか?

岩田:残念ながら……。だから高校でなんとか!

鈴村:高校に行ったら、新しい出会いがあるかもしれないしね。

エリザベス:お家に彼女を連れてきちゃうかもしれないですよ!

岩田:楽しみですね!

鈴村:最後に、光央パパから、新年度を迎えるパパ・ママに向けてメッセージをお願いします。

岩田:やっぱり、子育ては楽しいですね。いろんなことを悩みながら、苦しみももちろんありますが、子どもは本当に宝なので、これからもぜひ、一緒に楽しみながら子育てしていきましょう!

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:鈴村健一&ハードキャッスル エリザベス(~2021年3月)、ユージ&吉田明世(2021年4月~)
番組Webサイトhttps://www.tfm.co.jp/one/