ヤッホーブルーイング、“出る杭”人材をビールで支援?!「よなよなビアファンド」始動、投資1人目はALE岡島社長

企業ミッション「ビールに味を!人生に幸せを!」を掲げるヤッホーブルーイングは4月5日、様々な業界で型にとらわれない活動をしている人を支援するビール投資プログラム「YONA YONA BEER FUND(以下:よなよなビアファンド)」を開始した。ビール投資対象者1人目には、人工的に流れ星を創出する宇宙エンターテインメント事業「Sky Canvas」に取り組むALE代表取締役社長の岡島礼奈氏を選出した。

「よなよなビアファンド」は、様々な分野や業界で型にとらわれない活動をしている実業家・芸術家・好事家などをクラフトビール「よなよなエール」で支援するプログラム。「よなよなビアファンド」では、型にとらわれない活動をする”出る杭”な人材を「よなよな人」と呼び、「限りない偏愛と突き抜けた知性で社会の多様性に新しい1(価値や個性)を加え、世界に笑顔を生み出す愛すべき変わり者。」と定義。「よなよな人」が必要とする数の「よなよなエール」を提供することで継続的に支援をしていくという。



「よなよなビアファンド」の仕組み

世界的には多様な考え方やあり方が求められている中、日本では自己主張をしないよう社会的に規制をする「同調圧力」が問題視されている。「出る杭は打たれる」という言葉が日常的に使われていることからも、日本においては型にとらわれない「活動」や「個性」が認められづらい風潮がうかがえるが、多様で個性的な味わいが特徴的なクラフトビールの文化が日本で定着していくには、様々な「嗜好」や「価値観」「個性」を認め合い、多様性を楽しむ社会になっていくことが必要だとの考えから、”出る杭”な人材を「よなよな人」と呼び、支援する。「よなよなビアファンド」が提供する「よなよなエール」は、「よなよな人」が自身の活動をより一層深化したり、新たな仲間づくりにつなげたりする際に活用してもらうとし、「よなよな人」が1人でも多く増えていくことで、社会の多様性の中に新しい価値や個性が増えていくとの考えを示した。

「よなよなエール」は、「家庭で飲める本格的なエールビール」として1997年7月に誕生した。ブランドキャラクターは「知的な変わり者」。ただの変わり者ではなく知性を兼ね備えており、個性的な味わい・斬新なパッケージデザインが特徴となっている。発売当時、地ビールブームの追い風もあり販売量は好調だったが、2000年代前半「味が個性的すぎた」ことが主な原因で地ビールブームは崩壊。「よなよなエール」も同様に販売量は減少していったが、「個性的な味わいだからこそ好きになった!」「斬新なパッケージデザインだからこそ出会うことができた!」と応援し続けてくれたファンおかげで、少しずつ販売量は回復。「よなよなエール」を愛飲する熱狂的なファンも徐々に増えてきたという。この原体験から「個性」つまり”出る杭”は回り回って誰かを幸せにするのではないかと考え、同プログラムでは、”出る杭”の中でもよなよなエールのブランドキャラクターである「知的な変わり者」と通ずる偏愛と知性を兼ね備えた個人を「よなよな人」と名付けている。

「よなよなビアファンド」によるビール投資対象者1人目となる岡島礼奈氏は、宇宙エンターテインメント事業を展開するALEの代表取締役社長。大学在学中に「しし座流星群」を見た際、「火の玉に近い大きな流れ星のあまりの美しさ」に感動し、願った時間・場所に人工的に流れ星をつくりだすことを着想。その後、人工衛星から流れ星の素となる金属物質を放出することで人工的に流れ星をつくりだす研究を開始。2011年9月にはALEを設立し、現在は世界で初めて人工的に流れ星を創出する宇宙エンターテインメント事業「Sky Canvas」に取り組んでいる。また、人工流れ星の活用により大気データを取得し、気候変動メカニズム解明へ貢献することを目指している。岡島氏の「何の役に立つのかと言われるような領域の進歩こそが、未来の問題の根本を解決するパラダイムシフトを引き起こす」と信じる姿勢に共感し、ビール投資対象者1人目に選出したとしている。


よなよな人001:世界初の人工流れ星の実現を目指す岡島礼奈さん
 
今後は、一般消費者が「よなよな人」に対して支援ができる個人投資家プログラムや「よなよな人」同士のコミュニティ形成、イベントなどの開催を予定しており、「よなよなビアファンド」では2026年までに「よなよな人」を50人まで増やすことを目指し、「よなよな人」と共に、社会の多様性の中に新しい価値や個性を増やしていくとしている。

ヤッホーブルーイングは、「”出る杭”について考える4月 特別トークセッション&SNSキャンペーン」を実施。4月9日(20:00~21:00)には、音声SNS「Clubhouse」にて、ヤッホーブルーイングの井手直行代表取締役社長が参加するトークセッションを実施。「『出る杭』こそがイノベーションの源泉 多様性が活きる社会を語る」というテーマで”出る杭”についてディスカッションを行う。

また、Twitter投稿キャンペーン「#私の心打たれた出る杭」では、日々の中で出会った才能や、人生を変えるほど影響を受けた人物、誰かに教えたくなる愛すべき”出る杭”に関する投稿を募集。ハッシュタグ「#私の心打たれた出る杭」を付けた投稿が対象となり、最も心を打つ投稿をした人に「よなよなエール」91(くい)本をプレゼントする。募集期間は4月12日まで。