朝日新聞社は同社の自然言語処理研究の成果として長文を圧縮・要約する「長文要約生成API」を評価版として公開した。Webサイトからキーを取得して非商用で1日20回で活用できる。
APIは、同社が既にリリースしている「自動要約生成API TSUNA」をもとに文章の圧縮など以下の5つの機能が提供される。
- 入力された文章を、指定した長さごとに区切ってTSUNAにより要約する
- 文ごとの長さが揃うように圧縮する
- 文ごとに指定した割合まで圧縮する
- 重要な文を抽出する
- 抽出した重要文を圧縮し、文書全体を指定した長さにする
100文字以上、2000字以内のテキストを機能ごとに設置されているURLにパラメーターを加えて、ポストするとJSONで圧縮・要約されたテキストが返る。文字数や割合設定が可能であるため、スピーディーに大量の文書を把握したい場合に、ケースに応じた使い分けができる。