SCSKとMinoriソリューションズは4月1日、SCSKのERP「ProActive E2」と、MinoriソリューションズのRPA「MinoRobo」を連携し、財務・経理、人事・労務の定型業務の労働生産性向上を実現し、企業のDX推進を支援するソリューションの提供を開始したことを発表した。

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今回の連携ソリューションでは、「ProActive E2」が保持するデータを用いることで、データの検索から作成まで「MinoRobo」で自動化することが可能。

手作業時間がほぼゼロになるとともに定型作業をロボットにシフトすることで、作業時間を大幅に短縮しながらも誤りや漏れのない、信頼性の高いレポートの作成が可能になるという。これにより、作業者は付加価値の高い業務に注力することができ、労働生産性の向上につながるとしている。

また、自動化のシナリオはプログラミングの知識がなくとも作成ができるため、レポート作成に限らず作業内容に合わせて自由に作成が可能。企業はこれまで以上にERPを経営のためのITとして戦略的に利用することが可能になり、将来的には、現場に好影響を与えるためのデータ提供をはじめとした組織連携など、組織横断での変革、企業のDX推進を支援する連携ソリューションとして利用することが可能だということだ。

提供価格は、「ProActive E2」が個別見積もり(ニーズに応じてオンプレミス、マネージドサービス、SaaSから柔軟に利用形態を選択することが可能)、 「MinoRobo」が「ProActive E2」ユーザー限定の特別価格として、初期ライセンス料および初年度利用料 900,000円~ (次年度年間利用料 600,000円~)。