日本インフォメーションは3月26日、「働く女性のメイク・スキンケア事情」の調査結果を発表した。調査は3月10日〜11日、23~59歳の有職女性(パート・アルバイト除く)873名を対象にインターネットで行われた。

  • テレワーク時のメイク状況

    テレワーク時のメイク状況

テレワーク時のメイク状況について聞いたところ、「フルメイクをしている」人は17.6%にとどまり、「ほとんどメイクはしていない」という人が52.7%と半数以上を占める結果に。年代別にみると、「フルメイクをしている」と回答した人が最も多いのは20代(22.9%)で、以降、年代が上がるにつれて減少傾向となり、50代では10.5%だった。また、30代では、「一部分のみメイクをしている」(44.9%)が4割強と最も多かった。

フルメイクする理由を聞くと、「人と会う可能性がある」(55.8%)が最も多く、次いで「仕事のスイッチを入れるため」(39.5%)、「ビデオ会議で顔を出す可能性があるため」(34.9%)と続いた。一方、フルメイクをしない理由としては、「面倒くさいから」(63.9%)、「誰にも対面で会わないから」(42.1%)、「肌を休ませたいから」(37.6%)が上位に。

  • 意識しているメイクタイプ(コロナ流行前後比較)

    意識しているメイクタイプ(コロナ流行前後比較)

次に、コロナ流行後のメイクタイプを教えてもらったところ、「マスクにつかない」(18.4%)が最も多く、次いで「目が大きく見える」(16.5%)、「肌にツヤがある」(12.6%)と続いた。コロナ流行前と比べると、「目が大きく見える」に差はないが、「マスクにつかない」はプラス15pts, 「マスク映えする」はプラス6ptsと増加傾向に。一方で、「肌にツヤがある」「毛穴が隠れる」「唇がふっくら見える」はそれぞれマイナス5ptsとなった。

そこで、マスクにつきづらいメイクアイテムの使用状況について調べたところ、「現使用」が約3割、うち2割が「現使用かつ継続使用の意向あり」という結果に。「現使用はなしだが今後使用意向あり」は約4割となった。

  • メイク・スキンケアアイテムにかける金額(コロナ流行前後比較)

    メイク・スキンケアアイテムにかける金額(コロナ流行前後比較)

続いて、メイク・スキンケアアイテムにかける金額について教えてもらったところ、1カ月の平均額はメイクアイテム2,237円、スキンケアアイテムは3,736円。コロナ以前からメイクアイテムで1,057円、スキンケアアイテムで393円のマイナスに。外出機会の減少やマスク生活に伴い、メイクアイテムの購入金額が大幅に減ったと推察される結果となった。