ギフトEC「CONCENT」、今期の重点施策は顧客接点強化 チャットボットやLINEの運用を開始予定

ギフトECを手掛けるコンセントは今期(2022年2月期)、既存顧客とのコミュニケーション強化に力を入れる。チャットボットやLINEの運用を開始する見通しだ。コロナ禍の収束や今後の影響が不透明なことから、今期は足元の基盤固めを重視し、堅実な売り上げ伸長を目指す。

自社ECサイト「CONCENT(コンセント)」は堅調に推移しており、2021年2月期の売り上げは前期を上回った。流通量の拡大やコスト削減を目的に、2019年9月に東京・武蔵村山市に物流センターを開設したことも奏功している。

依然としてコロナ禍が続いていることから、今期は「世の中がどうなるか分からない。どう転んでもいいように、体制を整えておく」(小松廣之社長)ことに重きを置く。3回目の緊急事態宣言が発令されないとは限らず、東京五輪の開催も慎重に見守る必要がある。それに加えて、景気の変動は例年以上に予測が立てにくいとみている。

予測が立てにくいのは、自然災害が毎年のように発生していることも理由の一つだ。被災地に贈り手が住んでいても、受け取る側が住んでいても、ギフトのやり取りはできなくなる。

ECは新規顧客を獲得しやすい分、リアルのつながりと比べて顧客が離れてしまいやすい側面もある。現在は「巣ごもり」需要などの影響で順調だが、緊急事態宣言の解除後は顧客がECから離れてしまう可能性もあるとみる。「巣ごもり消費によるECの後押しのように、良いことがあれば、悪いこともある。状況の変化に耐えられるような体制づくりに努める」(同)とする。

その一環として、既存顧客とのタッチポイント強化を行う。チャットボットとLINEの運用を開始し、これまで以上に顧客との距離を縮める。
顧客の安心感や、問い合わせしやすい環境作りにつなげていく。


「CONCENT(コンセント)」
https://www.concent.co.jp/