レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは3月19日、新型ThinkSystemサーバーとThinkAgileハイパーコンバージド・インフラストラクチャー(HCI)ソリューションを発表した。

いずれも新型AMD EPYC 7003シリーズ・プロセッサーを搭載し、企業はその規模を問わず、ITインフラのモダナイズとセキュリティ向上を実現し、データのインサイトをいち早く獲得できるとしている。

VDI、データベース/アナリティクス、AIなど、高負荷のクラウドコンピューティングを実行できるように最適化されており、組み込みのセキュリティ機能を通じ、データの完全性とファームウェアへの脅威を防御できるという。顧客企業は、エッジからクラウドまでのITをモダナイズし、セキュリティとROI向上を実現するとしている。

これらはLenovo TruScaleインフラストラクチャー・サービスを通じ、従量課金モデルでも提供される。

なお、クラウドサービス・プロバイダーであるHetzner Online GmbHは、AMD EPYCプロセッサーを搭載したThinkSystemサーバーで自社のクラウド・インフラを増強したという。同社のパフォーマンスは最大100%向上したと同時に、データセンターのエネルギーコストについても他のCPUベンダーとの比較で35~50%削減されたということだ。