山下PMCは3月17日、360度写真を利用し、不動産の建物情報を紐づけてダウンロードできるクラウド型プラットフォーム「b-platform」(ビー・プラットフォーム)のサービスを、4月1日から提供開始すると発表した。

  • 「b-platform」

同プラットフォームでは、建物のコンセプト、図面、コスト情報、構造計算書、改修履歴、不具合情報、定期報告など資料を360度写真とひもづけて管理し、長期にわたり散逸することなく体系的に一元管理することができるサービス。

  • ファイルのダウンロード

また、タイムトラベル機能により、改修前の写真と情報ををアーカイブし、改修履歴も管理できる。画面には取扱説明書、資産情報、修繕履歴、チャット、別の部屋に移動できるウォークスルーアイコンなどを設定し、ユーザービリティを高めている。

  • タイムトラベル機能

また、360度写真上でのチャット機能や、ステイタス管理機能、報告書作成機能なども搭載する。

これまで建築・不動産業界は、建物の計画から除却までが50-100年と非常に長い、専門用語が多く、内容を理解しずらい、情報共有が多く効果的な情報共有の方法がないという3つの壁があったという。今回のサービスはそれを解決するために同社が開発したもの。

山下PMC 代表取締役社長 川原秀仁氏はサービス提供に関して、「当社は7年ほど前から、プラットフォームはリアルとデジタルの両方で達成しなければならないと考え、活動してきた。本日は、デジタルのプラットフォームを紹介できる日になった。このサービスは建設の専門的でわずらわしい情報を事業者やユーザーにわかりやすく、使いやすく開放するためのサービスだ。」と述べた。

  • 山下PMC 代表取締役社長 川原秀仁氏

サービス対象者は、行政、オフィスビル、学校、工場などの建物オーナー、大手~地場に至る不動産会社、生命保険会社、不動産運用会社などを想定している。

料金プランは、月額1建物(容量50GB) 25,000円~(税別、初期登録費用20万円~は別途)。同社は2-3年で2000棟の管理を目標にサービスを提供していく。

このサービスの責任者である山下PMC 取締役 専務執行役員 木下雅幸氏は、「200名を超える社員は大手の設計事務所、ゼネコンやデベロッパー、ビル管理会社などで働いてきたスペシャリティーを持った人材が集まっている。今回のサービスはそういった強みが生かされているサービスだ」と語った。

  • 山下PMC 取締役 専務執行役員 木下雅幸氏