ジェイックは3月5日、「アルバイト・パート状況に関する調査」の結果を発表した。調査は1月14日~2月25日、同社のサービスを利用する20代・30代の求職者1,334名を対象に、インターネットで行われた。

  • 昨年と比べ、新型コロナウイルス感染拡大により、今月のアルバイト・パートに影響(見込み)はありますか?

    昨年と比べ、新型コロナウイルス感染拡大により、今月のアルバイト・パートに影響(見込み)はありますか?

「昨年と比べ、新型コロナウイルス感染拡大により、今月のアルバイト・パートに影響(見込み)はありますか?」と聞いたところ、6.3%が「解雇、雇い止めにあった」と回答。また、「シフトが減った」人は44.6%にのぼり、非正規就業者の半数以上が、コロナ禍に厳しい就業状況に陥っていることが明らかに。一方で、「特に変わらない」と回答した人も46.7%いることから、アルバイト・パートの中でも、新型コロナウイルスの影響を受けている人とそうでない人とで二極化している可能性がうかがえた。

  • 新型コロナウイルス発生から約1年が経ち、この1年間で自身の経済状況がどうなったか

    新型コロナウイルス発生から約1年が経ち、この1年間で自身の経済状況がどうなったか

続いて、新型コロナウイルス発生から約1年が経ち、この1年間で自身の経済状況がどうなったかを尋ねたところ、「厳しくなった(とても+やや)」が52.9%、「(やや)良くなった」が2.5%、「特に変わらない」が44.6%という結果に。経済状況が厳しくなった人が過半数となった一方で、先の設問同様、「特に変わらない」と回答した人も4割以上にのぼった。