ダニー・ボイル監督の最新作は、セックス・ピストルズ「英ストリートカルチャーの起爆点だ」

セックス・ピストルズを描いたダニー・ボイル監督の新ドラマシリーズ『Pistol(原題)』のスチール写真が初公開された。『クイーンズ・ギャンビット』のトーマス・ブロディ=サングスターがセックス・ピストルズのマネージャーとして知られるファッションデザイナーのマルコム・マクラーレン役、さらに『ウエストワールド』のタルラ・ライリーがファッションデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド役で参加するr。

Netflixで配信中のドラマシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』に出演した英・俳優のトーマス・ブロディ=サングスターがセックス・ピストルズのマネージャーとして知られるファッションデザイナーのマルコム・マクラーレン役、さらにはSFドラマシリーズ『ウエストワールド』に出演した英・女優タルラ・ライリーがパンクファッションを代表するファッションデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド役でセックス・ピストルズを描いたダニー・ボイル監督の米ケーブルテレビFXのドラマシリーズ『Pistol(原題)』に出演する。

このほかにも、クリスチャン・リースがバンドのオリジナルメンバーのベーシスト、グレン・マトロック役で登場する。リースは、2017年放送のドラマ『Sun Records(原題)』でジェリー・リー・ルイスを演じたイギリスの俳優だ。さらに、ジュード・ロウの娘アイリス・ロウがパンクアイコンのスー・キャットウーマンとして本作で女優デビューを果たす。

今回本誌が取り上げるのは、現在製作中の本作のスチール写真第1弾だ。スティーブ・ジョーンズ役のトビー・ウォレス、ジョニー・ロットン役のアンソン・ブーン、シド・ヴィシャス役のルイス・パートリッジ、ポール・クック役のジェイコブ・スレイター、マトロック役のリースによってバンドが1977年に英・音楽番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演した際の伝説のパフォーマンスが再現されている。

『Pistol』は、ギタリストのスティーブ・ジョーンズが2016年に上梓した回想録『Lonely Boy: Tales From a Sex Pistol(原題)』を題材としている。クレイグ・ピアースが全6エピソードとなる本作の脚本の共同執筆とエグゼクティブ・プロデューサーを担当。さらには、アカデミー賞監督のボイルもエグゼクティブ・プロデューサー兼監督として参加している。


「『ザ・クラウン』や『ダウントン・アビー』といったドラマシリーズの世界に仲間たちと飛び込み、これらの作品が象徴するすべての前で声を大にして歌い、怒りをぶちまける様子を想像してください」と、ボイル監督は声明でこのように述べた。「これは、イギリスの社会と文化が決定的に変わった瞬間です。まさにイギリスのストリートカルチャーの起爆点と言えるでしょう。平凡な若者たちがステージに立ち、怒りとファッションを爆発させ……周りの人たちはただただ傍観し、耳を傾けることしかできませんでした。そして誰もがセックス・ピストルズという存在を恐れ、あるいは彼らの真似をしました。その中心にいたのが、教養に乏しく、盗癖をもっていながらも若く魅力的な時代の寵児、スティーブ・ジョーンズでした。ジョーンズの言葉を借りれば、彼は『歴代94番目の偉大なギタリスト』となったのです。本作では、ジョーンズがいかにしてそこにたどり着いたかが描かれています」

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ダニー・ボイル監督のFXドラマシリーズ『Pistol(原題)』の初公開スチール写真より、ベーシストのシド・ヴィシャス役のルイス・パートリッジ、リードボーカルのジョニー・ロットン役のアンソン・ブーン、ドラマーのポール・クック役のジェイコブ・スレイター、ギタリストのスティーブ・ジョーンズ役のトビー・ウォーレス。(Photo by Miya Mizuno/FX)

『Pistol』には、『ゲーム・オブ・スローンズ』のベテラン女優メイジー・ウィリアムズがパンクアイコンのジョーダン、ディラン・ルウェリンがギタリストのウォーリー・ナイチンゲール、シドニー・チャンドラーがプリテンダーズのクリッシー・ハインド、そしてエマ・アップルトンがシド・ヴィシャスの恋人ナンシー・スパンゲン役で出演することも発表されている。

From Rolling Stone US