ランジェリーEC「フィースト」、「シンデレラバスト」の名で販促 小さいバストのネガティブ要素を払拭

ランジェリー専門のECサイト「フィースト」を運営するウツワは、小さいバストに悩む女性をターゲットにした下着を販売している。

フィーストは稲勝栞社長が、立ち上げたオリジナルランジェリーブランド。小さいバストのネガティブな要素を払拭するため、「シンデレラバスト」と命名した販促を展開してきた。創業から7年間で累計2万5000枚の下着を販売している。

2020年12月期のEC売上高は、前期比125%増となった。「増収は少しずつ認知が広がってきたことが大きな要因。しかし、見方を変えれば、バストに悩んでいる人たちが多くいるということだ」(同社)と話している。

同社は2021年2月、ECサイトをリニューアルした。小さいバストであることにコンプレックスがあり、店頭では買いにくいと考える女性に対して、「ECを充実させる必要があった」(同)。


選ぶ基準やフィッティングをサイトで紹介

これまでは自社ブランドだけを取り扱ってきたが、他社の商品の取り扱いも開始した。同時に、下着を選ぶ際の基準やフィッティングの仕方をコンテンツで紹介し、「メディアECのような形で展開している」(同)としている。今後は、オンライン接客に向けてLINEの導入も進めているという。

サイトは従来、ピンクや淡い水色が基調だったが、くすんだグリーンに変えた。「ピンクだと購買層が絞られる可能性があった。小さいバストの人が当社の顧客だが、サイト自体は、全体に受け入れてもらえることも必要だった」と話している。

現在、ECサイトへの流入経路はSNSが7割、検索が3割という比率。インフルエンサーを中心に、情報発信を強化し、特にツイッターからの流入が大きい。「ツイッターでは、DM(ダイレクトメッセージ)が飛んでくることがある。購入した女性が『自分の体が好きになれた』とうれしい言葉をもらうことも多い」(同)と話す。今後も情報発信に力を入れていき、コンテンツを強化することで検索からの流入比率を上げていきたい考えだ。


「feast」
https://feast.tokyo/