メルセデス・ベンツのナビに春のドライブに嬉しい新機能が追加となる。花粉飛散量の予測情報だ。ネットにつながる「MBUX」(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)を搭載する車種(ほぼ全ての車種)が対象で、期間は3月3日から5月15日までとなる。

  • メルセデス・ベンツ

    春はドライブの季節だけど、花粉が気になる! そんな皆さんはベンツのナビに頼りましょう

日本だけで提供の新サービス

メルセデス・ベンツ日本は顧客サービス向上のため、「Mercedes me connect」の天気予報表示サービスの1つとして花粉飛散量予測情報の表示を追加導入する。Mercedes me connectとはメルセデス・ベンツのコネクティッドサービスで、自動車自体が通信し、クルマとスマートフォンがつながるというもの。花粉情報はナビゲーションの設定画面で設定することにより表示させられる。

  • メルセデス・ベンツの「GLB」

    「MBUX」は2018年に「Aクラス」で初採用した対話型インフォテインメントシステム。花粉情報を表示させるには、Mercedes me connectサービスのためのアカウント作成や必要情報の登録、車両とのペアリングなどが必要だが、これらの設定は新車の納車時に実施を勧めているため、多くのユーザーはナビの設定を変えるだけで使えるそうだ(写真は「GLB」の車内)

花粉情報が地図上に「少ない」「やや多い」「多い」「非常に多い」の4段階で表示される。走行中のエリアだけでなく、目的地付近の花粉飛散量の予測も表示可能であるため、ドライブの目的地設定にも役立ちそうだ。

  • メルセデス・ベンツのナビ

    花粉飛散量を4段階で表示する

メルセデス・ベンツ日本によれば、ナビの花粉情報表示は日本だけのサービスであるという。もととなるデータはウェザーニュースから取得している。MBUXには今後も新たな機能を追加予定なので、期待してほしいとのことだ。

  • 花粉情報の表示に対応しているメルセデスの車種一覧

    花粉情報の表示に対応している車種の一覧