NECネッツエスアイは3月5日、米VIDIZMOと国内初のパートナー契約を締結し、「AIビデオポータルサービス powered by VIDIZMO」(以下VIDIZMO)を同日から提供開始することを発表した

VIDIZMOは、セキュリティを確保しながら、動画を活用した非リアルタイムのコミュニケーションを提供するクラウドサービス。会議の録画ファイルの蓄積やデータ化、AI処理によるテキスト化などの機能により、会議にリアルタイムに出席しなくても必要な情報にアクセスでき、会議時間に縛られない効率的な働き方を実現するという。

強固な認証とアクセス制御による高いセキュリティを提供し、動画管理ポータルの利用を組織内または社外に対し、アクセス制御、パスワード保護、制限付き共有などにより、動画を安全に公開できるという。

動画内にクイズやアンケートを差し込むことで、ウェビナーや教育用の動画コンテンツをよりインタラクティブに作りこんだり、オンライン会議のアーカイブ動画をAI処理することで、会議の文字起こしや翻訳を自動生成し、字幕として挿入することが可能。さらに、動画の内容をメタデータ化することでキーワード検索にも対応するということだ。

VIDIZMOの提供価格は、年額270万円~。