TBSでは、東日本大震災発生から10年の節目に、被災地に想いを寄せる『東日本大震災10年プロジェクト「つなぐ、つながる」』に取り組む。3月6日から各報道番組や報道特別番組で、この10年のさまざまな想いや教訓を未来につないでいく。この報道プロジェクトの皮切りとなる3月6日14時放送の『つなぐ、つながるSP』と、3月11日13時55分放送の『Nスタスペシャル・東日本大震災10年~つなぐ、つながる~』のナレーターを俳優の千葉雄大が務める。

千葉雄大

宮城県出身の千葉は、2019年に放送された東北放送制作のドラマ『小さな神たちの祭り』に主演。津波で突然大切な家族を失い、「生き残った自分だけが幸せになっていいのか?」と葛藤を抱えながら毎日を過ごす主人公を熱演した。

千葉は当時、このドラマ放送によせて、絶対に演じたい役だったと語り、「震災に関して、どこか蓋をしてしまっていたこと、言葉にできなかったあの時の気持ちを、繊細に紡いだつもりです」と自身のオフィシャルブログにコメント。さらに「いろんな気持ちがあってよくて、前に進めなくたっていいと思う。でも、もしちょっとでも前に進みたいと思っているのなら、その手を引いてあげたい、背中をそっと押してあげたい、とも思う」と、故郷・東北の人たちに寄り添っていた。

今回の『つなぐ、つながるSP』『Nスタスペシャル・東日本大震災10年~つなぐ、つながる~』でも、千葉はナレーターとして、今だからこそ見えてきた震災の側面や、それぞれの人が持っているこの10年の物語を伝える。

なお、千葉が主演したドラマ『小さな神たちの祭り』は、放送後、第25回アジア・テレビジョン・アワード 単発ドラマ/テレムービー部門 最優秀賞、第48回国際エミー賞 テレビムービー/ミニシリーズ部門 ノミネート、令和元年度(第74回)文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門 優秀賞、2020年 日本民間放送連盟賞番組部門・テレビドラマ番組 優秀賞に輝くなど、国内外から高い評価を受けた。

この『小さな神たちの祭り』も、『東日本大震災10年プロジェクト「つなぐ、つながる」』の一環として、3月11日23時56分から放送される。

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