西武ライオンズとNTTコミュニケーションズは3月1日、埼玉西武ライオンズの本拠地であるメットライフドームにおけるICTを活用したスマートスタジアムの実現に向け、パートナーシップ契約を締した。2021シーズンからICTなどを活用し、新しい観戦体験を提供する。

取り組みの皮切りとして、2021シーズン開幕戦の3月26日に、ICTを用いた新たな企画を検討している。シーズン中にはドーム内外のデジタルサイネージなどを活用し、試合前後の時間も楽しめる新たなエンターテインメントコンテンツを提供する予定。

西武ライオンズは2017年に発表した「メットライフドームエリアの改修計画」に基づき、スマートスタジアム化の加速を進めている。その一環として、メットライフドームエリアにおけるICT活用の基盤となる高速通信ネットワークの整備、キャッチャーの捕球音を集音し臨場感のある音を演出するためのターゲットマイクの導入、球場ビジョン「Lビジョン」やデジタルサイネージなどの大型機器の導入のサポートをNTT Comが担当した。

今回の契約の締結に伴い、西武ライオンズとNTT Comは、ICTを活用してメットライフドームのスマートスタジアム化をさらに推進し、これまで以上の新しい観戦価値を提供するほか、お客さまの利便性や安全性が向上するサービスなどを提供していく。

2021シーズンより、メットライフドームのファウルエリアの人工芝にNTT Comの企業ロゴを掲出する。