マドラス、1月にサイトをリニューアル 会員データ一元化、物流も強化

靴の製造・販売を手掛け、2021年で創業100周年を迎えるマドラスは、2020年5月期のEC売上高が、前年比20%増となった。注力している自社ECサイトは、前期比39%の増収となるなど特に好調だった。2021年1月27日には、自社ECサイト「マドラス オンラインショップ」をリニューアルオープン。会員データを一元化したほか、自社物流も強化した。

同社は、イタリアの靴づくりの伝統を踏まえた靴を100年にわたって製造・販売してきた。イタリアの伝統を踏襲しつつも、日本人の求める「快適な履き心地」「機能性」「美しいデザイン」を追求しているのが、同社の靴の特徴だという。

EC事業をさらなる成長に導くため1月27日にサイトリニューアルを実施した。リニューアルのプロジェクトは、EC支援を行う、ecbeingやアイルなどと共同で行ったという。


リニューアルオープンした「マドラス オンラインショップ」

リニューアルに当たっては、店舗会員とEC会員のデータを統合した。オンラインとオフラインの両方で接客に活用できるデータベースを構築していく考えだ。

自社物流を強化するため、物流倉庫とECサイトの在庫を共通化した。サイトに、店頭の在庫を表示できるようにもした。

自社ECサイトと外部モールの在庫も共通化した。在庫共通化に当たっては、アイルが提供するサービス「CROSSMALL(クロスモール)」を導入したという。

設備投資を行い、ささげ業務の内製化も図ったとしている。

「今回のリニューアルは、約3年前から構想していた」(岩田敏臣取締役紳士事業本部長)と話す。地道な情報収集を積み重ねた結果、今回の形でリリースに至ったという。

コンテンツの充実にも注力しており、ECサイトのトップページから「マドラスコンテンツ」というコラムページへのリンクを貼っている。同ページでは、「靴のお手入れ方法・保管方法」「靴の用語辞典」などのコンテンツを用意。顧客は靴に関する知識を深めることができる。

同社のECサイトでは、同社の靴の修理サービス「マドラスリペアオンライン」も提供している。同社で購入した製品の修理を、気軽に申し込むことができる。

今後は、オウンドメディア「マドラスジャーナル」やSNSでの発信を強化していく考え。新規・既存のファンに向けブランディングを行っていくという。


「マドラス オンラインショップ」
https://www.shoe-style.jp/shop/default.aspx