だんだんと暖かくなり、春の気配を感じる時期になりました。春になると生えてくるのが「ツクシ」。道端や畑で見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。Twitterではinori(@kusabanaasobi)さんが投稿したツクシ遊びが話題です。
ツクシが出ていました。
ツクシ遊びで一番気に入っているのは、このツクシの『はじめ人間』です。腰蓑をつけています。これを作ってツクシの色は肌色なんだと改めて思いました。『頭』がすごいので地球以外の星のはじめ人間かもしれません。
頭を差す時は差し込む部分を潰してから挟んでいます。(@kusabanaasobiより引用)
「はじめ人間」として紹介された人型ツクシは、手足が生えて頭もあり“きもカワイイ”不思議な姿に。はじめ人間を指でつまんで空に掲げた写真は、人間に捕まってしまった小さな宇宙人のようにも見えてきます。
数が増えると、なんだか作戦会議でもしているように見えますね。
この投稿にTwitterでは、「つくし笑ってますねw」「こういう遊び、いつの間にかしなくなっちゃったなあ...」とほっこりする人たちのコメントが集まっていました。この「はじめ人間」をツクシをどうやってアレンジしているのでしょうか? 投稿したinoriさんに作り方を聞いてみました。
「はじめ人間の体はツクシの上下を逆さにしています。手と足を作る時はツクシの肌色の部分を軽く潰してから2つに分けると分けやすいです。体は大きなツクシを、頭は小さめのツクシがいいです。差し込む首の部分を潰して細くして両手の間に挟みます」
ツクシを使ったはじめ人間は、2つのツクシを合体させて作っているそう。ツクシ同士を上下逆さにくっつけることで、ハカマの部分がちょうどスカートのように見えます。
inoriさんは他にもツクシで作れる動物を紹介してくれました。
こちらはキツネ。大きめのハカマを頭の溝部分に2つ差し込むと耳になります。頭の下のハカマを軽く割くと手の部分に。しっぽとして別のツクシを合わせるとキツネらしさが出てきます。
いくつかのツクシを組み合わせると馬に。そして馬の首を長くするとキリンに変身。キリンは小さめのハカマを頭に差し込むとよりらしく仕上がりそう。目の部分は、小枝などでつつくと作れるそうです。
ツクシの頭の部分だけを使ったのはアルマジロ。小さくてちょこちょこ動き出しそうな感じがかわいいですね。
アイディア次第でたくさんの遊び方ができるツクシ。お散歩や公園で子どもと一緒に作ってみるのも楽しそうですね。春だけのツクシ遊びを試してみてはいかがでしょうか。
ツクシが出ていました。
— inori (@kusabanaasobi) February 24, 2021
ツクシ遊びで一番気に入っているのは、このツクシの『はじめ人間』です。腰蓑をつけています。これを作ってツクシの色は肌色なんだと改めて思いました。『頭』がすごいので地球以外の星のはじめ人間かもしれません。
頭を差す時は差し込む部分を潰してから挟んでいます。 pic.twitter.com/GaWG0RPjQJ