パナソニックは2月18日、Lマウントレンズの新製品「LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.」を発表した。レンズ内手ぶれ補正機構を内蔵した望遠ズームレンズで、近接撮影性能を高めて超望遠マクロ撮影を可能にしたのがポイント。レンズは防塵防滴構造とした。写真と動画の両方に向くレンズとして、写真趣味層やプロユーザーに訴求する。希望小売価格は160,600円で、発売日は4月22日。

  • パナソニックが、Lマウントの望遠ズームレンズ「LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.」を発表。テレマクロにも強く、利用シーンの広い注目レンズとなりそうだ

パナソニックのLマウントレンズでは、もっとも望遠に対応した製品。ズーム全域でシャープな描写と味のあるボケ表現を追求した。レンズ内手ぶれ補正機構も搭載しており、補正効果は約5.5段分相当。ボディ内手ぶれ補正機構と連携させて補正効果を高めるDual I.S.2にも対応する。

  • 右から2番目がLUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.。左の望遠ズーム2本や50mmのレンズと比べると、コンパクトな設計がよく分かる

近接性能を高めたのも特徴。300mmのテレ端時で、最大撮影倍率は0.5倍、最短撮影距離は0.74m、ワーキングディスタンスは0.5mとし、超望遠マクロ撮影が楽しめる。レンズは小型軽量の設計とし、フットワーク軽く撮影できるようにした。

  • ボディが軽量コンパクトなフルサイズミラーレス「LUMIX S5」とのマッチングに優れる