女優の高岡早紀が主演する東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『リカ』の新作が放送されることが18日、明らかになった。『リカ~リバース~』(毎週土曜23:40~)と題し、3月20日から3回にわたって放送される。

  • 高岡早紀=東海テレビ提供

19年10月から放送された『リカ』は、高岡演じる“純愛モンスター”雨宮リカの物語。今作『リカ~リバース~』は、家族の愛に飢え、孤独の深淵で純愛を渇望するリカ誕生を描く“エピソード0”で、高岡が今度はリカの実の母親・雨宮麗美を演じる。

麗美は、双子の娘を持つ専業主婦。モデルのように美しく、近所からも羨望のまなざしを向けられている。しかし、連日も急患で帰りが遅くなるという夫・武士、試験勉強に身が入らない娘たちと、理想の愛を求める麗美は次第にコンプレックスに悩むようになり…。

今回のオファーに「とても面白そうだと思いました」という高岡。「台本もリカの人格が作り上げられる段階を上手く表現されていると感じました。雨宮麗美はとても切なくて哀しい人だと思います。また、麗美の人物像が明確に描かれているので、演じていてとても面白かったです。現場では、前回同様に主人公の言動などに、“きょとん”とする相手役の方たちの表情を楽しませてもらいました。リカの母親を私が演じることで、あのようなリカが誕生したことを納得してもらえればうれしいです。素晴らしいキャストの皆さんと、とても面白い作品ができたと思います。怖いもの見たさ気分で、楽しんでください」と話した。

ほかにも、雨宮家に愛憎の嵐を巻き起こすイケメン大学生・宗像忍役で浅香航大、雨宮家の新米家政婦・花村幸子役で福田麻由子、麗美の娘で双子の妹・雨宮結花役で山口まゆ、姉・梨花役で田辺桃子、麗美の夫・武士役で小田井涼平が出演。

東海テレビの松崎智宏プロデューサーは「怖くて笑える“リカ”ワールドが、視聴者の皆様の心に愛のとげを突き刺しにまいります」、共同テレビの芳川茜プロデューサーは「今回も、大いにツッコみ、ハラハラし、驚いていただけると思います」と語っている。