福士蒼汰、ファンと作ったフォトブック「温かみのあるものになった」

俳優の福士蒼汰が12日、デビュー10周年を記念したフォトブック『Sota Fukushi 10th Anniversary Photo Book』(3,000円)を発売する。

2011年、ドラマ『美咲ナンバーワン!!』(日本テレビ系)でドラマデビューして以降、特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)で主演、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインの相手役を務め、幅広い世代に支持されてきた福士。昨年はドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(カンテレ・フジテレビ系)でのダークヒーロー役や舞台『浦島さん』でのコミカルな役柄など、キャリアを重ね、役者としての新境地にも挑んでいる。

同書は、ファンクラブ内で「どんな福士蒼汰が見たいか」というテーマで募集したアンケートをもとに撮影に臨んだ。動物好きな福士が犬と戯れる姿、苦手な料理に奮闘する姿、長身のスタイルが際立つスーツ姿など、ファンだからこそ知るパーソナリティが盛り込まれたリクエストに応えている。

昨年はコロナ禍でファンと接する機会をなかなか設けられなかったため、一方通行なコミュニケーションで終わらせたくないということから、福士自ら企画を提案。ファンの声に寄り添うことで、10年間支えてくれた感謝の気持ちを表現した。

福士は、「今年でデビュー10周年を迎えましたが、振り返ってみると本当にたくさんの刺激をいただいた1年1年でした。そんな節目の年なので、いつも応援してくださるファンの皆様になにか恩返しできないかとイベント等を考えていましたが、この状況で叶わず」と話すも、「そこでまずは、皆様のリクエストに応えてフォトブックを作れないかと今回の企画をしました! 皆様に設計図を作っていただいたような感覚で、温かみのあるものになったと思います」と、今回の制作経緯を語る。

そして「これからも皆様と一緒に、楽しいものを作っていけたら嬉しいです。そして、今後もさらに刺激のある道を歩んでいけたらと思っています」とファンへメッセージを送った。