Microsoftは2月5日(米国時間)、「New Microsoft Edge to replace Microsoft Edge Legacy with April’s Windows 10 Update Tuesday release」において、2021年4月13日に予定している月齢アップデートで旧版のMicrosoft Edgeを削除する方針を発表した。同社は2020年8月に、旧版のEdgeに対するセキュリティアップデートを2021年3月9日以降は提供しない方針を発表しており、今回の発表はその続報となる。

  • Edgeのサポート終了に関するタイムライン - Microsoft 365 Blogより

    Edgeのサポート終了に関するタイムライン　引用：Microsoft 365 Blog

Microsoftは既に旧版のEdgeの利用を推奨しておらず、Chroniumをベースとした新たなEdgeへの移行を促してきた。2021年4月のアップデートを適用した場合、PCから旧版Edgeがアンインストールされ、代わりにChroniumベースのEdgeがインストールされる予定となっている。Chroniumu版Edgeがインストールされている場合は、単に旧版がアンインストールされるだけで、Chroniumu版Edgeが再度インストールされることはないという。

Windows 10バージョン1803、1809、1903、1909、2004、20H2のすべてのエディションが、このアップデートの影響を受ける。Windows7およびWindows8については、もともと旧版Edgeの動作がサポートされていないため影響を受けないとのことだ。