KISHOW「“マイクに何か仕込んでる?”って(笑)」GRANRODEOが大絶賛する“喉がスゴイ”アーティストとは?
アニソンの枠を超えて活躍する実力派ロックユニット“GRANRODEO”のボーカル・KISHOW(谷山紀章)とギタリスト・e-ZUKA(飯塚昌明)がパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて」。1月19日(火)は、放送日が「カラオケの日」ということで、歌唱力抜群のアーティストを紹介しました。


(左から)KISHOW 、e-ZUKA



今週はおなじみの「ハートに火がつく、プレイリスト!」の日。1月19日はNHKが制定した「カラオケの日」ということで、「喉がスゴイ!」をテーマに2人が歌唱力を絶賛するアーティストをセレクトしました。

◆KISHOWが選ぶ“喉がスゴイ!”1曲:「あの頃へ」(安全地帯)
KISHOW:カラオケに行ったら、どんな曲でも“歌いこなせる!”と自負する僕だけど、この人の曲だけは歌えない。ご本人の歌唱力が高すぎて“この人が歌なんだ”と、崇拝さえしていますね。(音楽)関係者で「一番歌唱力のあるアーティストを挙げてください」と言われて1位になる人といえば、この人ですよ。ほかにも“うまいな~!”という方はたくさんいらっしゃるけど、僕は問答無用で玉置浩二さんを挙げますね。

玉置さんの曲をカラオケで入れてみるけど、絶対同じように歌えない。モノマネでチープになっちゃうから、こもっている魂が違うんですよ。彼自身が楽器だし、彼自身が音楽。うまく歌おうとすると作為的になっちゃうんですけど、玉置さんはそれがないですね。技術はもちろんあるんだけど、うーん……すごいなあ。

e-ZUKA:紅白(歌合戦)もすごかったですね。

KISHOW:声が太くなって、なかに秘めてる魂みたいなものがね。日本人のソウルミュージックって、玉置さんだけがやれてる気がする。

e-ZUKA:僕らも札幌の(ファンクラブの)イベントでカバーしましたね。

KISHOW:歌わせていただきましたね「ワインレッドの心」を。しかもキーを……。

e-ZUKA:上げたんだっけ(笑)。

KISHOW:じゃないと勝負にならないので(笑)。すごいです、言葉は不要だなと。ほかにもいっぱいすごい曲はあるんですが、とくにこの曲は好きですね。

◆e-ZUKAが選ぶ“喉がスゴイ!”1曲:「BREAK DOWN」(VOW WOW)

e-ZUKA:喉が強いとハイトーン(が出せる人)と、我々の業界ではなっちゃうんですけど、そうするとやっぱり、レッド・ツェッペリンのロバート・プラント、ディープ・パープルのイアン・ギラン。

KISHOW:(モノマネをしながら)AC/DCもね。

e-ZUKA:あとは「PAINKILLER」でおなじみのジューダス・プリーストのロブ(・ハルフォード)師匠。でも日本のヘビメタ界にもすごい人がいるんですよ。

KISHOW:いたんですよ! 俺も玉置さん以外で思いついたのがこの方だった。

e-ZUKA:もちろん現役バリバリでバンドをやっていらっしゃる先輩方でも、例えば、世界のLOUDNESS・二井原実さんもデビューからすごかったですからね。(アルバム)1枚目の1曲目「Loudness」を聴いたときの衝撃はすごかったですから。

KISHOW・e-ZUKA:“♪ふさぎ込むのは やめにしようぜ~!”

e-ZUKA:あと、今でいうとGALNERYUS(ガルネリウス)って知ってる?

KISHOW:あぁ~、小野正利さんですね。

e-ZUKA:あの方もすごいですよ。(声が)綺麗だし高いし。

KISHOW:“♪いつまでも二人このまま~”ですね?(「You’re the Only…」を歌って)

e-ZUKA:そうです。……なんですけど、“これは洋楽なのか?”とびっくりしたのが、人見元基さんです。

KISHOW:とてつもない。本当、別格かもしれない。

e-ZUKA:余裕がすごいよね。最初は“えっ?”って思ったよ。

KISHOW:“マイクに何か仕込んでる?”って(笑)。

e-ZUKA:これからかける曲は (人見元基さんが在籍していた時代の)VOW WOWです。“V”から始まる時代の。その前に(頭文字が)“B”の時代(BOW WOW)が70年代後半からあるわけですけど、そのときはギターの山本恭司さんが歌っていらっしゃった。レイジーがデビューする前は、BOW WOWが日本のハードロックの新星みたいな感じで、本格的なハードロックバンドが出てきたと思いました。

KISHOW:間違いなく(人見元基さんは)日本一ですよ。

e-ZUKA:(VOW WOWに改名して)1枚目のアルバム(『BEAT OF METAL MOTION』)の1曲目が音楽性も含めすごい衝撃的だった。ヘヴィメタルやハードロックをやるなら、“ドドタト・ドドタト”と速いのがくると思うじゃないですか。それが、余裕のミディアム(テンポ)。これはちょっとびっくりしましたね。

ーーここで、e-ZUKAリクエストの「BREAK DOWN」(VOW WOW)がオンエア。

e-ZUKA:すごいよね、これ1984年の曲ですよ? 風格がすごいですよ。

KISHOW:JAMプロ(JAM Project)さんも、この感じをやりますよね。

e-ZUKA:なるほど。「BREAK DOWN」も久々に聴いたけど、カッコいいよな~。

ーー2人が大絶賛する人見さんですが、1990年にVOW WOWが解散した後は、第一線を退き高校の英語教師になられています。しかし、その後も昔のバンド仲間のステージに飛び入りして、レッド・ツェッペリンのナンバーを歌われた映像なども残っているそうです。e-ZUKAさんも一度、そんな光景を観たことがあるそうで。

e-ZUKA:僕も10年以上前に生で観たことがあるんですよ。「HARD ROCK SUMMIT」だったかな? SHIBUYA-AXで。(人見元基さんが)アロハで来ていましたよ。アロハで短パン(笑)。

KISHOW:アハハハ(笑)。

e-ZUKA:みんな革系のステージ衣装を着ているのに、アロハで短パンで(レッド・ツェッペリンの)「Communication Breakdown」とかを歌って、バーッと帰っていっちゃった。誰よりもすごかったです。

KISHO:ヤバいなぁ。僕もハードロックシンガーでいうと、“人見元基こそ!”という認識はありますね。

<番組概要>
番組名:GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて
パーソナリティ:GRANRODEO(KISHOW、e-ZUKA)
放送日時:毎週火曜21:00~21:30
番組Webサイト:http://mv-sp.gsj.bz/view.page/menu/program/gr/mada2/top