バイデン/ハリス就任式、フォトジャーナリストが見たもう一つの現実(写真ギャラリー)

20日に行われたジョー・バイデンとカマラ・ハリスの米大統領・副大統領就任式。写真家のエド・カシによる記録を紹介する。

これまでのキャリアで大統領就任式を取材するのは今回が3度目だが、言葉では説明できないほどこれまでとはすっかり様相が違っていた。1月20日、祖国の首都が閉鎖されるのを見て――これまで100以上の国々で、市民暴動や紛争を目にしてきたが――生々しい感情が沸き起こり、何度となく目頭が熱くなった。

数千人の州兵が連邦議会議事堂とナショナル・モールを警護しているのを見ると、自国民によってここまで瀬戸際に追いやられたという事実に怒りがこみ上げた。幸いにもこの日はつつがなく過ぎた。いくつもの素晴らしい対話や感動的なスピーチに触れたことで、アメリカ人の粘り強さと善意を改めて実感し、この国家的悪夢からさらにたくましくよみがえるのだ、という思いを新たにした。私たちはたくさんの偉業を成し遂げた。いざ前に進もうとする機運も漂っている。私はこの日、安堵と新たな希望、そして活力を胸に1日を終えた。(エド・カシ)

・就任式前夜


リンカーン記念館前の検問所:2021年1月19日、ワシントンDCにて。(Photo by Ed Kashi/VII for Rolling Stone)


・感謝!


就任式前日、リンカーン記念館へ向けて通り過ぎるバイデン/ハリスの車列を、涙目で見つめるプライベートジェットのフライトアテンダント、レイリン・マックスウェルさん(40歳)。マックスウェルさんはこの4年間、反トランプ運動を展開。4年前のウィメンズマーチにも参加した。そして2021年1月19日、感無量でワシントンDCに立っている。(Photo by Ed Kashi/VII for Rolling Stone)


・車列


ヤンティ・スハルトさん(58歳)と妹のニアさん(56歳)は希望を間近で祝おうと、はるばるテキサス州からやってきた。2人はインドネシア生まれだが、アメリカ在住歴30年のアメリカ市民だ。バイデンを乗せた車の列が2人の前を通り過ぎる。2021年1月19日、ワシントンDCにて。(Photo by Ed Kashi/VII for Rolling Stone)

・深夜の移動


2021年1月19日、ジョー・バイデン次期大統領の就任前夜、ワシントンDCの街を移動する州兵たち。(Photo by Ed Kashi/VII for Rolling Stone)


・我が都


2021年1月19日、ジョー・バイデン氏がアメリカ合衆国大統領に就任する前夜、ワシントンDCに設けられた検問所のひとつで夜通し監視する州兵をよそに、道端で眠りにつくホームレスの男性。(Photo by Ed Kashi/VII for Rolling Stone)

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