JR東日本は25日、クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」について、2021年10~11月出発分の運行概要を発表するとともに、2021年5月出発分の設定日を追加し、1月26日から申込受付を開始すると発表した。

  • JR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」

2021年10~11月出発分では、好評を得ているコースを引き続き設定し、日本の奥深さを感じられる「深遊探訪」の世界を提供。東日本・北海道を旅する3泊4日コースと、甲州・信州・会津を巡る1泊2日コースを設定した。

3泊4日コースでは、東日本・北海道の「豊かな自然が四季折々にみせる風景や、自然と共にある暮らしや文化にふれる旅」をテーマとして、日光、函館、道南を周遊して本州に戻り、日本海を縦断する。出発日は10月4日・11・18・25日、11月1・8・15日とされた。

1泊2日コースでは、「里山、棚田、ぶどう畑などのぬくもりのある風景や、その地に息づく工芸品の粋を味わう旅」をテーマとして、甲州・信州・会津を巡る。出発日は10月9・16・23・30日、11月6・13・20日を設定した。

どちらのコースも、「四季島」総料理長の佐藤滋氏が東日本各地の食材を生かした四季折々の料理を車内で提供するほか、各地の魅力あふれる料理も用意している。

びゅうトラベルサービスの販売する旅行商品は、2月12日10時から3月31日18時(必着)まで、ホームページまたは「TRAIN SUITE 四季島」案内パンフレットに同封されている専用申込書にて受け付ける。旅行代金は1泊2日コース1名1室の場合で55万5,000~75万円、3泊4日コース1名1室の場合で120万~150万円。

2021年5月出発分については、5月10日に出発する3泊4日コースを追加で設定。「豊かな自然が四季折々にみせる風景や、自然と共にある暮らしや文化にふれる旅」をテーマに東日本・北海道を巡る春のコースで、秋のコースとは内容が一部異なる。旅行代金は1名1室の場合で120万~150万円、申込みは1月26日10時から2月22日18時までホームページにて受け付ける。郵送による申込みは受け付けないとのこと。