フリマアプリ「ラクマ」、スマホ買取サービス開始 専門業者が査定・買取、アプリで完結

楽天は1月25日、フリマアプリの「ラクマ」において、スマートフォン(スマホ)買い取りサービス「ラクマ中古スマホ買取」の提供を開始した。安心かつ手軽な買取サービスの提供により、中古携帯端末の流通増加に貢献を図る。

「ラクマ中古スマホ買取」は、申し込みから買取代金として付与される「楽天キャッシュ」の受け取りまでを、「ラクマ」のアプリ内で完結できるスマホ買い取りサービス。スマホの査定および買取は、専門業者のモバイルケアテクノロジーズが実施する。

利用者は、「ラクマ中古スマホ買取」ページから買い取りを希望する端末の買い取り想定価格を確認し、同ページ上の申し込みフォームから氏名や連絡先などの本人情報の入力。オンライン本人確認システム「eKYC」での本人確認を経て、専門業者に買い取りを申し込むことができる。申し込み後、自宅に届く「買取キット」に端末を入れて郵送すると、専門業者による査定が行われる。利用者は査定額を「ラクマ」アプリ内の「お知らせ」から確認。端末の買い取りを承諾すると、査定額相当の「楽天キャッシュ」が利用者の楽天IDに付与される仕組み。買い取られた端末にデータが残っていた場合は、専門業者が責任をもって消去するとしている。



同サービスでは、一般的に買い取りの対象外となることが多い”ジャンク品”も本サービスの対象となっており、故障や破損によって使用されずに保管していた中古スマホを売却することができる。なお、サービス開始から期間限定(終了時期未定)で、ジャンク品のiPhone 8を900円、iPhone Xを2000円で買い取りする。

近年、情報漏えいに対する不安により、不用となった多くの携帯端末が廃棄または自宅等で保管されていることが課題となっている。総務省の調査では、利用していた端末を廃棄または保管している人が約6割にのぼるという結果も出ている。「ラクマ」がユーザーを対象に実施した「中古スマホの出品について」のアンケート調査においても、フリマアプリで中古スマートフォンを出品することに「抵抗がある」と回答した人(1723名)の「抵抗を感じる理由」(複数回答)は、約9割が「個人情報の漏えいが気になるから」だったとしている。

こうしたユーザーの不安を解消し、中古携帯端末の流通増加に貢献すべく、「ラクマ中古スマホ買取」はの提供に至ったとしている。「ラクマ」は今後も、リユースを促進することで廃棄される不用品を少しでも減らし、循環型社会の形成に貢献していく考えを示した。