香取慎吾が主演を務めるドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系、1月25日スタート、毎週月曜22:00~)のオンライン記者会見が1月24日に行われ、香取をはじめ関水渚、MEGUMI、清水尋也、勝村政信が出席した。

日本語で“匿名”を意味する言葉“アノニマス”。社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)に対応するために新設された“指殺人対策室”を舞台に、主人公・万丞渉(香取)らクセの強いメンバーたちが、顔の見えない犯罪者=アノニマスに立ち向かっていく。

5年ぶりの地上波連ドラ主演となる香取は、「万丞渉という役です。下の名前はほとんど出てきませんが、渉だそうです(笑)。久々のドラマで楽しくやらせていただいています」と挨拶。現場の雰囲気について「とってもいいです」と笑顔を見せ、「“とってもいいです”って言ったらキャストのみんながニヤッと笑うくらい、とってもいいです。指対室は倉庫を借りてセットを建てた場所なんですけど、1か月半くらい撮影してきて、初めて今日は雨。いつもは撮影しながら、外で陽の光をあびてるんですが」とふだんの様子を報告。

さらに「まだ放送が始まっていないのに、もはや追われている」と白い歯を見せ、「4話5話くらいまで(撮影は)進んでるんですけど、いろいろと何かに追われていて、カツカツでやっていますね」と現場のリアルを伝えた。

特定が得意な鬼女・菅沼凛々子役を演じるMEGUMIは「指対室のメンバーは5人、朝からずっと一緒ですし、クランクインした瞬間から追われているような状態なので(笑)、みんなの絆が強く結ばれていると思います。人数が少ないので、濃厚なお芝居に楽しみを感じています」と充実の表情。

一方、指対室室長・越谷真二郎役の勝村は「ここは都心から車で約1時間。都心より2度~3度温度が低く、基本的に全員が冷蔵庫にいるような(笑)。そばにいないと暖がとれない、生命を脅かすような寒さの中で撮影しているので、それもみんなが仲良くなっている理由のひとつだと思います」と話して笑わせた。

役作りについて、香取は「テンション的には、実は自分の素に近い部分もあるから、やりやすい」と明かしつつ、「“慎吾ちゃん”の、明るく元気でおっきな声で大笑いする。そんなところも嫌いじゃない僕としては、もうちょっとそっちにもいきたいけど、この役ではそこを封印しながらやっている感じですかね」とコメント。

万丞の相棒・碓氷咲良役に扮する関水は、実年齢より3歳上のキャラクターを演じるにあたり、「大人っぽい仕草とか、声色を表現するのがすごく難しかった」とクランクイン前の心境を回顧。「大人の話し方に聞こえるようにがんばっているので、そういう部分が伝わっているといいな」とほほえんだ。

またMEGUMIは、個性豊かな指対メンバーについて「まぁまぁいいんじゃないですか、という目で見ているつもり」と、母親のような目線で仲間たちを見守っていることを告白。そして、警察ならではの専門用語の難しさを明かすと、指対室デジタル担当・四宮純一役の清水もこれに同調。

清水は「自分が知らなかった言葉も、説得力を持たせて言わないといけない。他の人が見た時にスッと耳に馴染むように、お芝居として成立させないといけないので、意味を調べて自分の中でかみ砕いた上で、落とし込んでいったり。そういう作業の数が増えている」と打ち明けた。

そんな中、勝村は「僕の部屋だけ2階にありまして、及川(拓郎)監督が2階に上がったり1階に降りたりっていう“画の動き”を室長で付けたい、と。今年で58歳になります。いつの間にか足の軟骨もすり減って、階段を上り下りするたびに悲鳴をあげるんですが、それが逆に室長のキャラクターと合ってるんじゃないかなと。なので、階段の上り下りをベースに、今回は役を作っている」と真顔で話し、会見を盛り上げた。

香取は「今はまだこういう部署は存在しないみたいですけど、いつの日か、近いうちにこういう場所ができなければいけない問題になっていると思うので、その時に世界がどうなっていくのか。今だけじゃなく、先も見えるようなドラマになっているのかな」とアピール。

最後は「SNSの闇の部分だけじゃなくて、このドラマを見ると、向かう先には“こんな光もあるんだよ”っていうことも見えたら良いのかなと。あくまでドラマなので、フィクションとして楽しい、毎週ワクワクできる作品にしているつもり。たくさんの方に見ていただける、愛されるドラマになったら嬉しいと思います」と呼びかけ、会見を締めくくった。